NAGOYANOW 愛・地球博開幕前レポート

万博でポケモン!ささしまサテライト会場・ポケパーク-本会場の外でのお楽しみその1

記事公開日:2005年3月12日

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▲ピカチュウに乗ってゆっくり森を空中散歩。「ピカチュウの森」。

 前回までは愛・地球博の長久手会場と瀬戸会場の概要をご紹介してきました。今回はその万博本体ではなく、万博会場の外でも万博を体感できるものや、万博とともに名古屋周辺を盛り上げようと会場以外で行われるイベント、つまり建前ではなく本音で簡単に言いますと「万博便乗イベント」と呼べるものをご紹介していきます。

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名古屋市だって便乗したい!

 愛・地球博は、名古屋市の東にある愛知郡長久手町と瀬戸市を会場に開かれます。中部のジョークシティ...じゃない、中部の中心都市である名古屋市は蚊帳の外になります。しかし東京や大阪、そして海外から万博にやってくる奇特なお客さんのうち、新幹線、飛行機、船など自動車以外でいらっしゃる方は、名古屋駅や金山駅など必ず名古屋市内を経由して会場にやってきます。

 となると、名古屋市もそんな人々をそのまま通過させるわけにはいきません。名古屋市内を見ていただき、そしてここが大事、お金を名古屋市内に落としていってもらわなければなりません。というわけで名古屋市内でも、愛・地球博に合わせて大きなイベントが開催されます。今回はそのうちのひとつ、ささしまライブ24地区で開催される「デ・ラ・ファンタジア」を見てみましょう。

De La Fantasia(デ・ラ・ファンタジア)

 愛・地球博が開幕する3月25日より1週間早く、3月18日にオープンするのが「2005年日本国際博覧会ささしまサテライト事業・デ・ラ・ファンタジア」です。「サテライト」という言葉を使っているので一見、万博会場のひとつに思えるかもしれませんが、このイベントの主催は名古屋市と共同企業体のみで、直接博覧会協会は絡んでいません。

 「笹島」はかつてJR貨物の「笹島貨物駅」があった場所で、名古屋駅のすぐ横にもかかわらず12万平方メートルという広大な空き地が広がっていました。将来的には「ささしまライブ24地区」として開発が予定されています。

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▲名古屋駅から2分、ささしまライブ駅。ホームでポケモンがお出迎え。

 デ・ラ・ファンタジアは、名古屋駅からあおなみ線に乗ってわずか2分という好立地で、愛・地球博の「ウェルカムゲート」と名古屋市は主張しています。もちろん勝手にやっているわけではなく、博覧会協会も公認はしているのでしょうけど、愛・地球博の公式サイトにはこの「デ・ラ・ファンタジア」について紹介どころか、サイトへのリンクさえ張ってありません。

 名古屋市が勝手に単独で盛り上がっている感が否めません。しかもこの「デ・ラ・ファンタジア」という名前についても、名古屋弁の「でら」(「どえらい」の略=「すごい」の意)と横文字を融合させているあたりのセンスが、いかにも名古屋市です。

ポケパーク(Pokemon The Park 2005)

 ところでこのデ・ラ・ファンタジアには何があるのか。最も注目されているのは、世界で初めての「ポケットモンスター」をテーマにした遊園地となる「Pokemon The Park200 5・ポケパーク」です。

 今更説明する必要も無いかも知れませんが、ポケットモンスターとは任天堂のゲームとして誕生したもので、大人気となりアニメ化され、アニメは世界中に輸出され人気を博し、ドラえもんに次いで日本を代表するテレビアニメとなっています。

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▲ささしまサテライト会場の目玉。世界初のポケモン遊園地・ポケパーク。

 ポケパークの園内には、ピカチュウに乗って回る「ピカチュウの森」や「ポケモンメリーゴーランド」や「ポケモン大観覧車」そして会場内の至る所で、 380種類以上のキャラクターを発見することができます。ポケモンはモンスターボールにモンスターを集めるゲーム(アニメ)なのですが、実際に自分が主人公になり、モンスターボールを手に持ってポケモンを集める「ポケモンわくわくサファリ」というアトラクションもあります。

 ゲームではバトルでポケモンをゲットするのですが、このアトラクションでは隠れているポケモンの光を探し、見つけたらそこに自分のモンスターボールをかざすと、光が自分のボールに移動し「ゲットだぜ!」となるのです。どのポケモンがゲットできたかは最後までわからないので、それも楽しみです。このアトラクションは一番人気で、ちなみに私が行った日は午前中の時点で既に210分待ちとなっていました。

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▲会場のいたるところにポケモンがいます。リザードンの雄叫び。

 他にも「ピチューブラザーズのわんぱくトレイン」「ポケモンの星空トリップ」「ニャースのパーティカフェ」などポケモンが好きなお子さんだけでなく、大きなお友達もすっかりポケモンの世界にトリップできる、楽しそうなアトラクションがいっぱいです。

 先述のとおり世界的に人気があるポケモンですから、万博のお客さんを立ち寄らせるどころか、このポケパークのついでに万博に行く人も多いのでは、と囁かれるほど集客力が期待されています。

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▲ニャースのパーティカフェでは、ニャースのライブを見ながら食事。

 となると万博で高い入場料を払って、さらにここでもお金がいるのかと心配されている親御さんもいるかもしれませんが、なんとこのポケパークの入場料は無料です。ちょっと待ってください。でもそこで安心してはいけません。もちろんアトラクションを利用する際はお金がかかります。

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▲ラティオスとラティアスによるアルトマーレの観光船。バイキングですね。

 しかしです。アトラクションは現金で利用することができません。電子マネー「Edy」を利用することになります。Edyカードにあらかじめお金を入れておき、アトラクションを利用する際、お子さんはEdyをかざすだけでアトラクションに乗ることができます。ですのでお金を払う感覚がありません。お子さんの将来のためにも、お金の大切さについては別途ご家庭での教育が必要です。

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▲ポケパークも愛・地球博終了とともに撤収されますが、ポケモンは永遠。あいつらは永遠にさよなら。

恐竜博2005(7/16~)

 万博がマンモスなら、サテライト会場は恐竜です。「恐竜博2005」では、日本初公開となる肉食恐竜「ティラノサウルス」の全身複製骨格が展示されます。他にもモンゴルで発掘されたティラノサウルスや、実物の化石や標本などが展示され、恐竜研究の最新情報を知ることができます。

 ティラノサウルスの骨は全長12.8メートルで、オークションで10億円の値がつくほどの代物です。ですのでやはり入場料がかかります。大人2,000円、中高生1,500円、小学生1,00円です。やはりこれだけのものを見るにはお金がかかりますね。あ、でも今回展示されるのは10億円で落札された骨ではなく、その複製です。だからといって入場券は複製してはいけませんよ。

手塚治虫のCOSMO ZONE THEATER

 故・手塚治虫さんの著書である「ガラスの地球を救え」を元にしたプラネタリウムシアターがこの「コスモゾーンシアター」です。スーパープラネタリウム「メガスター2タイタン」は、世界最多となる500万個の光で星空を表現するもので、一般的なプラネタリウムを想像してはいけません。もうお分かりだと思いますが、そんな世界最多を無料で体験することはできません。大人1,500円、中高生1,200円、小学生800円です。

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▲アトムたちと一緒に写真も撮れます。

アートオブ スター・ウォーズ展(~6/26)

 今年は「スター・ウォーズ・エピソード3」が公開される予定になっていますが、その「スター・ウォーズ」シリーズの映画製作で使われたもの250点以上を展示するのがこの「アートオブ スター・ウォーズ展」です。世界初公開となるので、スター・ウォーズファンとしては見逃せないでしょう。衣装から小道具まで実物を見ることができます。大人 1,800円、中高生1,500円、小学生1,000円です。

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▲世界初公開のスターウォーズ展はこちら。

GLAMOROUS ONE-92

 このデ・ラ・ファンタジアは一部を除いて深夜12時まで開いており、大人向けの施設も用意されています。あの、バブル時代のディスコがタイムスリップしてやってきます。それがこの「グラマラス192」です。もちろん黒服がご案内。3ドリンクつきで男性3,500円、女性3,000円です。クラブではなくディスコです。当時を懐かしむお客さんが多いと、年齢層は高くなるかも。

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▲GLAMOROUS ONE-92。こけら落しにはマツケンが登場しました。

 他にもデ・ラ・ファンタジアには、世界から名古屋まで幅広い雑貨や食品を買うことができる「マーケットファンタジア」や、和・中華・トルコ料理などを音楽とともに楽しめる「ミュージックジャングルカフェ」、世界各地の料理から味噌かつといった名古屋名物まで食べられる「デリファンタジア」、夜はイタリアの光の芸術を体感できる「ルーチフェスタ」、「市民展示館&ステージ広場」、いわゆるゲームセンターの「アミューズメントワールド」、お笑いやインディーズバンドのライブが楽しめる「DING DONG DANG」といった施設もあります。

 また恒久施設として、10スクリーンの映画館やフットサルコート、アミューズメントにレストランが入った「ラ・バーモささしま」、札幌・仙台・東京・大阪・福岡に展開しているにもかかわらず、今までは名古屋を相手にしていなかったライブホール「Zepp Nagoya」が登場します。

 名古屋市曰く、万博のウェルカムゲートとのことですが、ここだけで充分一日満喫どころか、一日では回りきれないでしょうし、全ての入場料を払ったら、もう万博に行く余力があるかどうか...。このデ・ラ・ファンタジアと愛・地球博をはしごしたら「デ・ラ・カネカカルガヤ」ですね。

※3/21一部加筆、および写真追加


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