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sTOPNAGOYA NOW特集 > 愛・地球博体感レポート第9回
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愛・地球博体感レポート9
地元民がかなり有利だったワケ
空白
s 2005.09.17
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あしあと 地元には情報が溢れていたけど…
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 愛・地球博の会期もあと1週間を残すばかりとなりました。平日でも入場者数が20万人を越えるようになり、もはやどこをどう周ったら効率が良いとか、そういうお話はできなくなってしまいました。万博という空間を楽しむつもりでどうぞお越しください。ただ、食事をするにも行列、トイレに入るにも行列、コンビニに入るのも行列という状態になっていますので、覚悟が必要です。
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 開幕当初は閑古鳥が鳴いていた愛・地球博。日が経つにつれて遠方からの来場者も増えました。しかし、その遠方からの来場者と地元の来場者の間には大きな情報格差が生まれてしまいました。それにより、地元の人間は効率良くかつ上手な選択をすることができるのに、遠方の来場者はなかなかうまく周れないという状況が生まれてしまいました。もちろん、地元の人間は来場している回数が多くて慣れているという要素もありますが、初めての来場だとしても地元民には有利な点がたくさんあったのです。これは、マスコミの温度差によって生まれてしまいました。
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 名古屋のテレビ・新聞は、毎日特設の枠を設けて万博情報を流してきました。各社どういった取り組みをしていたのか見てみましょう。
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sNHK総合テレビs
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 NHKは、愛知・岐阜・三重(以下・東海3県)で、月曜から金曜の午前11時5分から54分まで放送している「情報フレッシュ便さらさらサラダ」を、全編万博会場にあるグローバルスタジオからの放送にし、地味ではあるものの、細かいパビリオン情報やイベント情報を流してきました。土曜日も午前11時30 分から54分まで、こちらは北陸を含め中部9県で「さらさらサラダ」が放送されました。うち9分間は首都圏でも流された時期がありました。各パビリオンから中継を入れるのが特徴で、数日先のイベントの予定などにとても敏感でした。夕方のニュース「ほっとイブニング」でも、かなりの時間を万博スタジオからの中継に充て、翌日の予定などを詳細に放送していました。
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sNHKラジオ第一s
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 ラジオも東海3県ではたくさん特設枠が設定されました。毎朝7時台には、その日のイベント情報や注意事項などを万博協会の人から電話レポートを受けるコーナーが設けられたほか、月曜から土曜のお昼12時15分から30分は「昼のいこい」を全面休止し「こんにちは愛・地球博」を日本広場のサテライトスタジオからの放送に切り替えました。午後2時45 分からの5分間(土曜は午後1時50分から)は全国枠で「心伝えて愛・地球博」を放送したものの、午後4時5分から53分までの「愛・地球博なごやか情報局」は、やはり東海3県のみの放送でした。ラジオは特に速報性の強い内容となっていたので、それを聞いて興味のあるイベントがやっているから出かける、という使い方ができました。
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s東海テレビs
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 東海テレビは月曜は5分、火曜から金曜は20分間の「万博ぴーかん」という枠を設け、北エントランスゾーンにあるスタジオから、名古屋の「ぴーかんテレビ」のスタジオと掛け合う方式で番組が放送されました。ここは速報性のある内容は少なく、VTRによる注目パビリオン紹介が多かった印象があります。
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s東海ラジオs
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 東海ラジオは、唯一サテライトスタジオが一般来場客の目の見えないところにある放送局で、プレスセンター内のスタジオからの放送を行いました。金曜のお昼には中継番組を、他も各ワイド番組内に「愛・地球博インフォメーション」というコーナーを設け、イベントや交通情報など速報性のある話題を中心に届けていました。
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sCBC(ラジオ&テレビ)s
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 CBCもラジオでは各ワイド番組内のコーナーで情報を届けるとともに、テレビでは月曜から金曜の午前9時55 分から10時25分まで「まるっと万博」が放送されました。この番組の最大の特徴は「万博ニュース」。万博のイベントや整理券配布などの変更点、話題などをフラッシュニュース形式で伝えるもので、情報の密度は最も濃い番組でした。会場からのレポートはあるものの、メインは名古屋のスタジオからの放送という点が少々臨場感を欠いていた気がしますが、最も有用な情報チェック番組でした。
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sメ〜テレs
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 名古屋テレビは、朝ワイド「どですか」と夕方の「UP」内で伝えるという地味な形式でありましたが、朝ワイドでは6・7時台にその日の万博情報、イベントの整理券配布や交通規制、最新情報をレポートしてくれたので、朝行こうかどうか迷っている人には最も役立ちました。
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s中京テレビs
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 臨場感という点では中京テレビがトップです。月曜から木曜の午前10時48分、金曜は午前10時25分から30分間放送された「特報!EXPOプレス」は、全編日本ゾーンにあるサテライトスタジオからの放送。しかもパビリオンレポートもほとんどが中継。万博会場にいるような気分を味わうには最適な番組でした。番組の最後にはその週のイベント情報チェックのコーナーもあったり、口コミで広がっている裏技や噂、評判、情報をFAXで吸い上げるという点でも最も優れていました。国際赤十字・赤新月館を人気パビリオンにしたのはこの番組かもしれません。
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sテレビ愛知s
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 サテライトスタジオはあるものの、そのスタジオからの放送は開幕日だけだったような気もします。夕方の「ニュース&ワイド・マイユウ」でたまに中継をするものの、その日のトピックを伝えるのみで、先のイベント情報や裏技的なものが紹介されることはほとんどありませんでした。一応、地元の局なのでできるだけやってみました、という感じでした。
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sFM LOVEARTHs
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 万博期間中のみ放送された公式FM局「FM LOVEARTH」。意外と使えなかったのは「公式」だったからかもしれません。パビリオン情報は流れるものの、裏技的なものは紹介されず、イベント紹介もいつ放送されるのかはっきりしていませんでした。ずっと聞いていれば、たまに流れてくる情報が役立つこともあったでしょうが、ずっと聞いていないといつ何が流れるのか全くわからないという不便な面もある放送でした。万博の話題もある70年代の音楽を流すFM局という位置付けで良いでしょう。
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s中日新聞s
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 これが細かい。毎日必ず1ページ以上を万博に充て、当日と翌日のイベントスケジュール、イベント整理券配布について全て細かく掲載していました。各グローバルコモンにある小さなステージのプログラムまで全てが掲載されました。
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 このように、地元の人間の目や耳には、様々な情報がどんどんリアルタイムで入ってきたわけです。対して、東海3県以外では万博熱は無く、せいぜい、金曜のお昼にNHKで全国ネット放送された「お昼ですよ!愛・地球博」で、パビリオンが紹介される程度で、どう行動したらよいのかという内容はほとんどありませんでした。今回の万博はトヨタ自動車の「カイゼン方式」を取り入れたため、整理券配布やイベントの開催方法などが二転三転しました。しかし、公式サイトの反映は遅く、いまだに8月のスケジュールになっているパビリオンのページもあったりするので、テレビや新聞の情報が重要だったのです。
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 つまり、東海3県に住んでいる、いないで、手に入る万博情報に大きな差があったわけです。これは地元民優遇というよりも、名古屋以外のマスコミがいかに万博に無関心だったかが現れています。終盤に近づくにつれて、特に関西方面からの来場者が増えていますが、これら最新情報を常に頭に入れている名古屋の人と張り合うのは大変です。できることがあるとすれば、名古屋に入ったらまず中日新聞を買うことです。万博のページをチェックすれば、少しは地元民と張り合えるかもしれません。
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 でも、もう地元かそうでないかはもう関係ないかも。想像を絶する3連休2連発になりそうです。既に夜8時の段階で次の日の徹夜組が寝袋を用意しているくらいですからね。
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 トヨタ、三菱、JR、電力館全て待ち時間無しの夜、なんて頃が懐かしい…。
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 各館の詳しいパビリオンレビューはこちらのコーナーでお楽しみください。
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イラスト
▲口コミ情報を細かく吸い上げてくれた中京テレビに特に感謝。

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※以上は9/17にメールマガジンとして発行したものです。
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