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TOICA(トイカ)モニター開始-いよいよ名古屋も

記事公開日:2006年10月1日

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 東京や大阪ではJRなどの電車に乗る際、自動改札機にカードをかざすだけで皆素通りしていきます。「非接触自動改札システム」です。改札機にICカードをかざすだけで、改札機のセンサーと電子マネーのやりとりをして料金を支払うことができるものです。

 JR東日本の「Suica(スイカ)」は東京近郊で2001(H13)年11月から、JR西日本の「ICOCA(イコカ)」は2003(H15)年11月からJRを含む大阪近郊路線全てで利用が可能になっています。それがいよいよJR東海でもこの11月、「TOICA(トイカ)」としてスタートするのですが、そのモニターテスト運用が9月30日にスタートしました。

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速報:TOICAモニター同行取材

 モニターの方が取材に応じていただけましたので、今回は速報として簡単にレポートします。JR東海が非接触ICカードを導入するのは、実は東京や大阪以上に衝撃的なことで、大変革となるのです。その意味とは。

サービス開始は11月25日

 TOICAは「TOkai Ic CArd」の略で、カードには最大2万円までを券売機でチャージ(入金)することができます。サービス開始は11月25日なのですが、それに先立ち、9月30日から10月29日まで、予め募集した約800名を対象としてモニターテストがスタートしました。

 モニターテストの対象エリアは東海道線の岐阜-刈谷間、そして中央線の名古屋-春日井間となっています。モニターテストは専用のカードが800名のモニターに配布され、そこにはあらかじめ1,500円分がチャージされています。

 改札はカードをかざすだけですが、チャージは券売機にICカードを挿入する必要があります。11月25日の導入時には、東海道線の関ヶ原-二川間、中央線の名古屋-中津川間、関西線の名古屋-四日市間、そして武豊線の大府-武豊間で利用可能となります。

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TOICAは他地域に比べて大きな変革

 名古屋のTOICAの何が大変革なのかといいますと、JR東海はこれまで定期券を持っている人以外は、絶対に切符を券売機で買う必要があったのです。

 たとえばJR東日本には「イオカード」という磁気式プリペイドカードが1991(H3)年から存在し(現在は発売終了)、またJR西日本にはJスルーカードがあり、磁気カードを投入する必要はあったものの、切符を買わずに改札を通ることは以前から可能だったのです。

 ところが、JR東海にはそういったカードは存在せず、また名古屋には「トランパス」というストアードフェアシステムが以前からあるのですが、これにJR東海は参加していないのです。

 JR東海で唯一使えたプリペイドカードであるオレンジカードを持っていても、オレンジカードでは改札は通ることができず、そのカードを券売機に挿入して切符を購入する必要がありました。つまり定期券を持っていない限り、券売機の列に並ばずにJR東海の電車に乗ることはこれまで不可能だったのです。

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プリペイドカードさえ通れなかった改札が!

 それが、TOICAの導入で一気に利便性が高まるのです。ICカードをかざすだけで改札が通れるということだけでなく、切符を券売機で買わずにJRに乗れること自体が名古屋では史上初。これが、名古屋でのICカード導入が、東京や大阪のそれとは持つ意味が全く違う点であると言えます。TOICAのモニターテストについては後日詳細をレポートする予定ですのでお楽しみに。今回は速報までです。

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