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11「山手通」
新名古屋名物続々開発中
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s 2004.7月 取材

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画像やあ、ようこそ、よろしくYYY
画像ファッションビルの意外なテナントシンシア山手
画像清洲越しそして戦争疎開西光院
画像こちらは丘の上に疎開トイザらス・徳林寺
画像お寺に鳥居軽自検査協会・浄昇寺・円立寺
画像名古屋城下を一望できた般若台
画像修道女が今も暮らす修道院聖霊修道院
画像超有名な仰天独創喫茶店喫茶マウンテン

画像やあ、ようこそ、よろしく −YYY
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 中京テレビの西側にある、八事日赤病院北の交差点から山手通を南下します。この通りは両側にマンションがたくさん並び、オシャレな学生や若い主婦をターゲットとしたお店がたくさんあります。名古屋第二赤十字病院、通称八事日赤病院を越えるとすぐ、左側に赤・青・緑の三色の「Y」の字が躍る建物が見えてきます。YYYプラザです。かつては場所柄か、中京テレビでよくCMを流していましたのでご存知の方もいらっしゃると思います。ここは子ども向けの様々な商品を扱っているお店の集合体です。ブランド子ども服から、おもちゃ、絵本、写真のお店、そして美容院まであります。いかにも「若い主婦をターゲットにしています」と山手通の土地柄を象徴するテナントビルです。
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▲中村と八事、名古屋にはふたつの日赤病院。画像 ▲病院の南側にあるYYYプラザ。

 YYYプラザ。その3つのYは「(Y)やあ、(Y)ようこそ、(Y)よろしく」の略だそうなのですが、気になるのはそのYYYの文字の横に、矢崎総業のマークが付けられている点です。このYYYプラザ、プラザの上のフロアにはYYYスポーツクラブがあり、さらにその上には矢崎総業のオフィスがあるのです。実はこのYYYプラザを運営するジョットインターナショナルは、矢崎総業の関連会社なのです。矢崎と言うとガチガチの工業製品メーカーというイメージが強かったのですが、こういった分野にも進出しているとは意外でした。実は3つのYは、別の意味もあるのではないですか?「(Y)矢崎が、(Y)やっぱり、(Y)良いね」なんちゃって。いくら関連会社で、オフィスがあると言っても、さすがにこのYYYプラザで電線やコネクターを買うことはできませんのでお気をつけ下さい。
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▲なんで矢崎総業のマークが?と思ったら。なるほど。

画像ファッションビルの意外なテナント −シンシア山手
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 そしてYYYプラザのすぐ南側にはファッションビル・シンシア山手があります。確かに見た目オシャレなのですが、フロアガイドを見ると、やたらとテプラでテナントの店名が修正されていました。頻繁にテナントが入れ替わっているのでしょうか。見てみると、やはりエステティックサロンや美容院といった想像どおりのテナントもあるものの、1階に建設会社の共同企業体がふたつも入居していました。この時、山手通の真下では地下鉄名城線の延伸工事が行われていたのでその影響でしょうか。それにしても、ファッションビルの1階に建設会社はあまり似合いませんよね。やはり名古屋では、ショッピングストリートとして知られる山手通でも人通りが少なく、店舗運営はなかなか厳しいようです。
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▲ファッションビル・シンシア山手は外観もオシャレ。画像 ▲洒落た雰囲気なのですが、このフロアには建設会社の事務所も入居。画像 ▲この山手通の下には、地下鉄名城線が八事まで走ります。

画像清洲越しそして戦争疎開 −西光院
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 シンシア山手を越えると大きなお寺があります。西光院です。西光院は永正・大永年間(1504-1527)に清須城内に創建され、その後清洲越しで白川に移ります。しかし1943(S18)年、伊勝にあった仙松院と同様に、戦争による疎開でこの地に遷座しています。現在の木造本堂はピカピカです。それもそのはずで2003(H15)年から再建を行っているのです。実は1997(H9)年に、不審火によって本堂を焼いてしまったのです。歴史ある建物が無くなってしまったのは残念ですが、新しい本堂は、現在も信仰が厚い証拠となりますね。
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▲西光院の山門には歴史を感じますが…。画像 ▲本殿は新築ピカピカ。

画像こちらは丘の上に疎開 −トイザらス・徳林寺
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 西光院を過ぎると、右手にトイザらスが見えてきます。このトイザらスは名古屋でも比較的早い出店でした。やはりこの山手通には若い主婦がやってくることを見越してのものだったのでしょう。そして次の信号の向こうには中京大学が広がりますので、一旦山手通を離れ左に曲がります。ここはもう天白区との区境で、南側には天白区の八事霊園が広がります。その規模には驚かされます、地平線まで墓地が広がっています。大げさではなく本当です。交差点を曲がって最初の角にあるのが徳林寺です。やはりこの徳林寺も白川公園付近にあったものが、戦争の疎開によってこの地に移転したものです。
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▲結構古くからあるトイザらス。画像 ▲八事霊園から向こうは天白区。画像 ▲疎開した徳林寺は、この丘の上。

画像お寺に鳥居 −軽自検査協会・浄昇寺・円立寺
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 徳林寺を越えた角を左に曲がり、北方向に戻ります。すごい上り坂です。そして坂を登りきると右側に軽自動車検査協会があります。ここでは名古屋ナンバーの軽自動車が車検を受けています。そしてその通りを突き当りまで歩くと、浄昇寺、円立寺が並んでいます。この浄昇寺、少し不思議な感じがします。それは、お寺なのに鳥居があるのです。神仏習合の姿が残っています。摂津国能瀬の妙見山からいただいた御神体を祀っており、「川名の妙見さん」として親しまれています。
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▲軽自動車検査協会では今日も軽自動車を車検。画像 ▲円立寺は普通のお寺ですが…。画像 ▲となりにある浄昇寺にはお寺なのに鳥居。

画像名古屋城下を一望できた −般若台
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 その突き当たりを左に曲がり、再び山手通へと戻ります。するとシンシア山手の交差点にぶつかるので、そのまま山手通を越え直進します。右側には丘が広がります。坂道は車の滑り止め加工である輪っかがボツボツと作られています。この高台は般若台と呼ばれていて昔は名古屋城下を眺望できる場所でした。現在もそれなりの眺めを楽しむことができます。やはりこの高台にも高級な住宅があるのですが、なかには閉鎖されたような学生寮のような廃屋らしきものもあり、思わず探検したくなってしまいます。もちろん、勝手に入ってはいけません。
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▲般若台からはJRセントラルタワーズも見えます。画像 ▲かつては学生寮だったのかな?現在は立入禁止の建物。興味あるな。

画像修道女が今も暮らす修道院 −聖霊修道院
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 高台を戻り、再び先ほどの道路を東に歩いていきますと、交差点に左へと歩くウルフィの看板、「メ〜テレ八事ハウジング」の案内です。そしてその交差点には八事聖霊幼稚園、聖霊修道院があります。聖霊修道院はカトリック系の聖霊会本部です。この修道院では50名ほどの修道女が暮らしていて祈りを捧げています。南山大学・名古屋聖霊短大を運営する南山学園の母体となっている神言会と聖霊会は創立者が同じ兄弟組織です。このあたりでは修道女の方が歩いている姿をよく見かけるそうです。
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▲ウルフィもおうち探し。画像 ▲聖霊修道院では修道女が暮らしています。

画像超有名な仰天独創喫茶店 −喫茶マウンテン
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 そして、その交差点を越えて左側にあるのが、あの有名な喫茶店「マウンテン」です。名古屋と言えば喫茶店王国。その中でもマウンテンは個性的な喫茶店として抜群の知名度を誇ります。何が個性的かというとそれはメニュー。まずは量が多い。一人での来店はかなりのチャレンジャーとなってしまいます。そして何よりもスパゲティメニューのバリエーションは、世界一と言えるかもしれません。サーモン、山菜、きのこツナといったものは普通ですが、甘口抹茶小倉スパ、甘口いちごスパ、甘口バナナスパ…。あなたはその味を、いや、盛り付けられたお皿の姿を想像することすら困難なことでしょう。
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▲一人では入る勇気が無かった、マウンテン。

 もちろんユニークなのはスパゲティだけではありません。みそ納豆ピラフ、お茶ピラフ、中華風ハンバーグ丼、つけものぞうすい…。そしてデザートのパフェも、鯛焼きが1つまるごとトッピングされてしまうほどの大きさなのです。さらにはドリンクも侮れません。マウンテンで「物足りなかった」なんてことは、量さることながら味もあり得ないのです。薄味なメニューはこのマウンテンに存在しません。
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 この日私は一人で散策をしていましたので、入店は遠慮しました。ぜひ名古屋へお越しの際は、必ず仲間と一緒に訪れてみてください。間違っても一人複数のメニューを注文することの無いようにしたいものです。なお、メニューは続々新しいものが投入されていますので、飽きるなんてことはありません。それ以前に、既存のメニューを全て食べることができる人はいないと思います。多すぎて。
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 そんな、名古屋の味の新提案、喫茶マウンテン。勇気のある誰か一緒に行きませんか?
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