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5「大高緑地」
リアリズムを追求したゴーカート場
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2004.10月 取材 |
有松の旧宿場町の西端にある、建設中の国道302号から南へ歩き国道1号に出ます。黄色
いあざやかな萬代家具の見える西方向へと歩いていきます。国道1号といっても、ここは
片側1車線の対面通行です。しかしさすが1号。交通量は多く、さらに並行する名鉄名古屋
本線が高架化されていないために、左右の道路が渋滞しやすくその影響が国道1号にも出
るためにいつもノロノロしているというイメージがあります。現在進められている名鉄名
古屋本線の高架化によって、近い将来多少渋滞が緩和されることになるでしょう。

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▲国道1号沿い、目立つ萬代家具。 |  |
▲国道1号といってもこのあたりは片側1車線。 |  |
▲名鉄名古屋本線踏切。いつも混んでいて、高架化が待たれます。 |
しばらく歩くと右手に名鉄左京山駅が見えますので、駅方向へと歩いてみます。国道1
号から駅へ行くには、信号も無い交差点を右折することになります。しかも曲がったその
先には駅前踏切があり、運転に慣れていないと、この道から国道1号に出るのは困難な気
がします。名古屋には独特な運転マナーがあります。いや、マナーがなっていないのが名
古屋らしさといいますか。とにかく、「名古屋で車を運転できれば、日本中どこでも運転
できる。」という言葉があるとかないとか。それほど名古屋で運転するというのは大変な
ことらしいのです。ずっと名古屋で運転している私にはよくわからない…かと思ったので
すが、思い返してみると、長野や静岡へ行くとものすごく運転しやすいのですよね。合流
もサッと入れてくれますし。やはり名古屋は運転しづらい街のようです。

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▲名鉄名古屋本線左京山駅。国道1号に出るのに一苦労。 |
では、名鉄左京山駅を越えて、郵便局のある角を左に曲がります。手越川沿いにしばら
く歩くと右手に二位殿社という小さな神社があります。鳥居の下には塚と思われる石がい
くつか置かれています。ここは触るとバチがあると伝えられている神社で、特に奥に祭ら
れている塚に触れてはいけないとのこと。詳しいことはわからなかったのですが、そうい
う言い伝えが古くからあるのは事実です。ここはそーっと何にも触れずに立ち去ることに
します。

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▲郵便局の手前を左折します。 |  |
▲手越川。両岸がガッチリと整備されています。 |  |
▲触ってはいけない…。二位殿社。 |
そのまま手越川沿いに歩いていくと、今回の最大の目的地を通り過ぎてしまうので、再
び国道1号へと戻ります。国道1号に戻って再び西に歩くと、南側に巨大な公園が登場しま
す。「大高緑地」です。駐車場完備の県営公園で、市内最大級の広さ98.8ヘクタール
を誇ります。駐車場も1200台完備です。多くの人が訪れるため、国道1号で渋滞が発生し
ないようにわざわざ立体交差道路が作られているほどです。

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▲左方向に、大高緑地へ行く専用の高架道路が登場。 |  |
▲高架を通って大高緑地入口へ。 |
大高緑地の見どころは、ボートのある琵琶ヶ池、プール、ベビーゴルフといったお
遊び施設のほか、本格的なスポーツに対応した野球場3面、テニスコート14面、ゲート
ボール場、加えて桜の園、児童園、庭園、デイキャンプ場と、たくさんの施設が整備され
ています。さらには、お子さんを立派な名古屋っ子に育てるつもりであれば、必須となる
技能の英才教育ができる施設もあります。公園がどのくらい広いのか、単純にわかりやす
いところで見てみますと、この北入口から、南西端にある児童園まで直線距離で1.4キロ。
交通公園、桜園までは1キロもあります。各施設ごとに駐車場がありますので、目的地ま
で公園内でも車で移動するというスケールの大きさです。

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▲公園の敷地は広大。まずは憩いのスペース。 |
大高緑地は桜だけではなく梅も有名で、春になると梅と桜が連続して楽しめる点も注目
されています。梅の木は約400本あり、琵琶ヶ池とあわせて季節の表情を作り出します。
絶好の写真撮影スポットでもあるため、時期になるとたくさんの写真愛好家がカメラを持
って集まります。さらに公園の周辺にも丸根砦跡、蝮池といった名所もあるのですが、そ
れはまた各方向へ歩いた際にレポートします。

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▲梅の季節には400本が鮮やかに咲きそろいます。 |
この大高緑地で注目したいのは、先程言いました英才教育ができる交通公園です。
ここはゴーカート場になっていて、小学3年生から中学3年生までが利用することができま
す。一人乗りは100円、二人乗りは150円です。何が注目なのかといいますと、ゴーカート
場であるにもかかわらず、まるでそのコースは自動車学校。サーキットのように単調な
コースをグルグル回るのではなく、信号交差点や踏切、さらには一般道路でもあまり見か
けない安全地帯の標識まであります。リアリズムを追求しているらしく、信号機や道路標
識も全て本物。しかしゴーカート用のため信号機は普通よりも低く設置してあるため、す
ごく大きく感じます。

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▲ゴーカート場。踏切があり、まるで自動車学校のよう。 |  |
▲安全地帯や中央分離帯も本格的。 |  |
▲信号も本物。位置が低いのでアンバランスに見えます。 |
名古屋は自動車社会です。免許をもっていないと営業職として採用されないという事例
もある程です。しかも名古屋には「譲り合い」という精神はありません。まさに運転はサ
バイバルです。合流させまいとする本線、それに立ち向かう合流車線。それくらいの意気
込みが無ければ、永遠に合流することはできません。

お子さんを立派な名古屋っ子に育て上げるためには、この大高緑地の交通公園で、
運転の英才教育をオススメします。「何やってんだ!わりこめ!」「ウインカーなんかイ
チイチ出さなくていい!」など、ゴーカードを運転しているお子さんに叫び、名古屋的運
転をマスターさせましょう。

係員から怒られると思いますが。

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