15.名東区 名古屋を歩こう

名古屋市名東区の成り立ち

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名東区プロフィール

名東区概要

名古屋のハイウェイターミナル

 名東区は千種区の東側にある縦長の区で、北は守山区、南は天白区、そして東は長久手町に囲まれています。かつては郊外という言葉がぴったりの田園風景が広がっていましたが、ここ2、30年で急激に都市化が進みました。8割方の区画整理が終了しており、整然と並ぶ住宅街の中に、緑豊かな公園がたくさん配されています。東端には東名高速道路の名古屋インターチェンジがあり、名古屋の東玄関ということから「名東区」と名付けられました。

 名東区の区域にはかつて愛知郡猪子石村と高社村があり、1906(M39)年の合併によって、双方の村の名の頭文字を取った猪高村となりました。猪高村が名古屋市に編入されたのは1955(S30)年4月のことで、それは庄内川の外側にあった山田村(西区)、楠村(北区)、富田町(中川区)、南陽町(港区)が名古屋市に一斉編入される半年前の出来事です。そのとき猪高村は「千種区猪高町」となりました。そして1975(S50)年に名東区として千種区から独立しています。その後も区画整理が行われるまでは、名東区の住所がすべて「名東区猪高町大字○○」という状態で、地名、実態ともに田舎っぽさがなかなか抜けませんでした。

 しかしそれから宅地化が急激に進み、区内には集合住宅がたくさん建ち並んでいます。賃貸物件も多いために転勤族もたくさん住んでいて、毎年名東区の人口の1割以上の人が入れ替わっています。人口、面積ともに市内16区中6位です。これ以上宅地が大幅に増えることは無いでしょうが、さらに高層マンションなどが建設されれば人口増加の余地はあります。区の中央には東西に地下鉄東山線が走り、名古屋の市街地へ乗り換えなしで出られるために交通の便が良く、また大きな池や緑地公園が残されており居住環境も良く、住宅地として高い人気があります。

名東区のみどころ-整然とした新しい街に残る昔の面影

 北部には矢田川、香流川が流れ、猪子石の地名のもとになった猪の石がある神社がありますが、触って良い石と、触ると祟られる石がありますから充分な確認が必要です。猪子石の南側には市営住宅から一戸建てまでとにかく住宅がずらりと並び、名門千種高校があります。名東区なのに千種高校があるのは、ここがかつて千種区だった名残です。猪子石の東側には森に囲まれた明徳池があります。池には釣り場やバーベキュー場があり、休日ともなるとたくさんの人が訪れます。

 明徳池の東、地下鉄東山線の終点藤が丘周辺には飲食店など賑やかなお店が並び活気があります。藤が丘からは日本発の浮上式リニアモーターカー「リニモ」が長久手、豊田方面に向けて走っています。藤が丘の南には東名高速道路の名古屋インターチェンジ、そして明徳池よりもさらに大きい塚ノ杁池のある猪高緑地があります。猪高緑地は起伏があり運動不足解消のためのウォーキングには持って来いです。猪高緑地の西側には、織田信長に仕えた柴田勝家の生誕地や、雨を祀る神社といった変り種もあります。

 千種区星ヶ丘に繋がる名東本通にはたくさんのお店や住宅が並ぶ中、半地下式の神社があります。猪高緑地の南側には、一度入ってしまったら、もう二度と戻ることができないのではないかと錯覚してしまう街や、ゴルフ場も緑地の一部となっている広大な牧野ヶ池緑地、そして東山公園に続く山の中には名古屋高速が繋がっています。

 平凡な名古屋の日常を垣間見ることができるベッドタウン名東区。私の生まれ故郷でもあります。かつての森や田畑、里山といった自然豊かなの風景を思い出し、急速に発展した今の景色と対比しながら散策をしてみます。道路も広くなりマンションが乱立した中で、思わぬところに懐かしい緑地が残されていたりします。都心に近く通勤に便利なのに緑が豊富、生活も便利、理想の住環境が見つかるかもしれません。名古屋に転勤の可能性がある方はぜひご覧下さい。

 余談ですが、名東区には名東の日があり前後1週間の間にイベントなどが行われます。名東の日は5月10日です。5月はメイ、10はトオ、メイトオです...。

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名東区地図

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