おいでよ!名古屋みゃーみゃー通信 反響編

名古屋っ子に必要なもの

記事公開日:2004年12月18日

おいでよ!名古屋みゃーみゃー通信 反響編その3

お便りのご紹介と、最後にひとことです。50回に渡ってお送りしてきました「名古屋みゃーみゃー通信」。今回で総集編も最後です。いただいたお便りをご紹介していきます。本当にたくさんのお便りありがとうございます。

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-第5章 名古屋の言葉編にいただいたお便り-

<東京都 Mさん>

 名古屋弁の話題の中で、名古屋人は東京へ出ると名古屋弁を使わなくなるという話がありましたが、私もまさにそうです。大学時代(名古屋)までは、友人と自然に「~だがや」とか やってましたが就職で東京へ出たら なぜかすぐに自然に名古屋弁が無くなってしまいました。

 メルマガにありましたように別に東京に対して引け目があるわけではありません。(断
じて!)

 どちらかというと就職当初は、以前トッピー様が書かれていたように、名古屋人らしく名古屋人であることを誇りに思い、「関東なんてなんだ!」という気概でした。にも関わらず名古屋弁自体は自然に消えてしまったのでした。 理由は今でも分かりません。 それにしても関西出身の人間は関西弁が抜けないですね。うらやましい限りです。

TOPPY
なぜ名古屋っ子は名古屋弁を失ってしまうのか、名古屋っ子に限らず関西人を除いて皆方言を失ってしまうのか。本編で考察しましたけれどもいかがだったでしょうか。Mさんは断じて東京に対して引け目があるわけではないということですので、他にも理由があるのかもしれませんね。やはり環境に依るところが一番大きい気もします。周囲に名古屋弁を話す人がいなければ、名古屋弁を話さなくなるのは自然なことなのかもしれません。ただ、この推測は関西人には全く通用しないのですよね。関西人は他人に影響されにくいという性質があるのでしょうか。

<愛知県 T.K.さん>

 名古屋弁関係、特に楽しく読ませて頂きました。その名古屋弁で最近知ったのですが、「ざら板」もどうやら名古屋弁に近いようです。エリア限定のようです。また機会がありましたら、ふれてみてください。結構狭い地域でしか通じないようです。

TOPPY
「ざら板」は名古屋では当たり前の言葉ですよね。標準語では「すのこ」ですよね。お風呂場や学校の下駄箱のところにある、板を少しずつ間を開けて並べて、横板に打ち付けたものですね。確かに名古屋ではざら板と呼ぶのが当たり前で、方言と知った時は私も驚きました。私は小学生時代、東京から転校してきた同級生に指摘されたことでわかりました。私が最近知った名古屋弁にまつわる話で面白いものがあります。「行かなかった」を名古屋弁で言うと「行かなんだ」になるのですが、これは元々京都の言葉なのです。名古屋弁では「な」にアクセントがつきます。ところが、最近京都では「行かへんかった」に変わりつつあり「行かなんだ」という言葉が消えかけているというのです。京都から名古屋にやってきた言葉が、本家京都では消えてしまい、名古屋にだけ残るという状態になりそうです。

<愛知県 えっぐさん>

 名古屋弁は名古屋人でも正しく使えない、難しい方言だと思っています。私も知らず知らず使って育ったけど、まだまだ知らない言葉があります。「お米をかす」は知りませんでした。それ以外の言葉はウケて笑えました。名古屋人って名古屋弁が汚くて恥ずかしいと思い、地方へ行ったら標準語に無理くりして逆に変な感じがしますよね・・・。

 先日、機会あって中日劇場へ山田昌さんが出ている名古屋を舞台にしたお芝居を観に行ったら、始まる早々に名古屋弁炸裂で、とても滑稽でした。「名古屋弁って結構温かいなぁ~」って思いました。(多分名古屋人の中でも一部だけでしょうが・・・。)出来る事なら名古屋弁を恥じと思わず、いっぱい遣い大事にしたいですね♪

TOPPY
「お米をかす」は、私の母が当たり前のように使っていたので、私の場合は逆で、名古屋弁であることに気づいたのは大学生の時でした。あまり使わない地域もあるんですね。本当の名古屋弁はやさしくて温かい言葉であるということは、名古屋っ子以外は知らないでしょうね。「だがや」「ぎゃー」といった濁点のイメージが強いので、汚い言葉という印象を持っている人が多いのは残念ですが、まあ実際汚い言葉もあるので...否定はできないですね。確かに、無理に標準語を喋ろうとして変な言葉、イントネーションになってしまうということはありますね。でも東京の人は敏感で、いくら地方人が標準語っぽく話しても、地方出身であることはすぐに見抜けるようです。だったら、逆にお国言葉を大切にしたいですね。でも、東京で名古屋弁バリバリで話すのはやっぱり難しいのでしょうね...。

最後に

 というわけで、一部ではありますがいただいたメールをご紹介させていただきました。私がこの「おいでよ!名古屋みゃーみゃー通信~味噌樽の中のきゃぁる~」をスタートして一番驚いたのは、名古屋に縁の無い方にもお読みいただけたということです。本編でも触れていますが、それまで私は、名古屋以外の人は名古屋に興味が無いものだとばかり思っていました。もちろん名古屋の方にもたくさんお読みいただいているのも嬉しいですが、名古屋以外の方からこんなにもたくさんメールをいただけるとは思っていませんでした。

ジョークシティ名古屋

 よく名古屋のことをジョークシティを呼ぶ人がいます。これはどちらかというと見下しているわけで、それに対してムキになって怒る名古屋っ子もたくさんいます。しかし、ジョークシティと呼ばれるということは、名古屋はただの地方都市ではないという証拠です。それだけ個性が突出しているわけで、むしろ喜ぶべきことです。そしてそうやって名古屋を馬鹿にするのは、東京や大阪の人ではなく、大抵他の地方都市の人々です。

 日本人は出る杭を打ちたがります。何を言われようと、名古屋はとても恵まれている街です。ジョークシティということはそれだけネタだらけの街であり、なおかつ日本三大都市圏のひとつ中京圏の中心都市であり、偉大なる田舎と呼ばれてはいるもののそれは名古屋っ子の性質を表しているだけで、都市規模、経済力は間違いなく都会です。

 また、日本の産業は名古屋を抜きに考えることはできません。それでいて観光化されておらず、遊びに来ると飾らない素の名古屋に触れることが誰でもできます。ジョークシティ名古屋は、他の地方都市から叩かれれば叩かれるほどその個性が光る街なのです。

 折りしも来年は、愛・地球博が名古屋のとなりで開催されます。なかなか普段は「名古屋に遊びに行く」ということが無い方々も、ぜひ来年は名古屋にお越しいただいて名古屋に触れてみてください。

「名古屋って変な街~。」

 そう言っていただけるととても嬉しいです。それが名古屋にとって最高の褒め言葉です。でも名古屋っ子にとって複雑なのは、それが狙ってやったものではないというところですね...。最初からジョークシティになろうとしてなったのではなく、真剣にやったつもりがネタの宝庫になってしまったという...。

 でもいいんです。それが名古屋なんです。

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