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あれもこれも名古屋の味
(2004-06-12)

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あったか〜い+つめた〜いを生んだのは名古屋

 名古屋の味。と言っても名物ではなく、名古屋を発祥として全国に広がっているものがあります。全国に通用している名古屋の味ということで、今回は名古屋を発祥とする食品企業を見ていきます。

 缶コーヒーでおなじみのポッカコーポーレーション。名古屋市東区に本社を構える名古屋企業です。コーヒーだけでなく「じっくりコトコト煮込んだスープ」といったインスタント食品でもおなじみです。他の飲料メーカーに比べると、街角で自動販売機を見掛けることは少ないかもしれませんが、今や当たり前になった「つめた〜い」「あったか〜い」と両方書かれた自動販売機を開発したのはポッカなのです。1973(S48)年、それまでジュースの自動販売機は冷却機能のみで保温機能はありませんでした。ポッカは「ホット/コールド型自動販売機」の開発に成功し、季節を問わずコーヒーを安定して販売することを可能にしました。コーヒーをメインにしているメーカーだったからこそ、ひとつの自販機で両方を販売したいという思いが強かったのではないでしょうか。

 ポッカの開発したものはそれだけではありませんでした。コールド・ホットの自販機どころか、世界で初めて本格タイプ(190g缶)の缶コーヒーを開発したのはこのポッカなのです。その後も、特許を取っている脱酸素製法をはじめ、ファーストドリップ製法、遠赤ダブルロースト製法など缶コーヒーのおいしさを追求し続けています。今では缶コーヒーだけでなく、「カフェ・ド・クリエ」というカフェ店舗を関東から九州にかけて出店している他、香港にはコーヒーショップや和風レストランも出店しています。

 そんなポッカですが、創業はコーヒーではありません。食卓に置かれていることの多いレモン果汁「ポッカレモン」が原点なのです。レモンについてポッカは大学と共同研究を行っており、血流を良くする作用があることや、抗酸化作用、キレート作用といった機能があることを明らかにしました。現在ではレモンまるごと1個分の果汁が入った「キレートレモン」が人気となっています。レモン果汁飲料、本格缶コーヒー、そしてあった〜い、つめた〜いの自販機。これらは名古屋が発祥ということになります。

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