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名古屋のテレビって?
(2004-05-22)

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名古屋のテレビ局の位置付け

 名古屋御三家、東海銀行・名古屋鉄道、そして残るは中日新聞なのですが、その前に新聞よりも接する時間が多いメディアであるテレビについて見ていきます。今まで紹介してきた銀行・自動車・鉄道といった企業とテレビ局の大きな違いと言えば、完全なるローカル企業が存在しないということです。つまり、名古屋にあるテレビ局とは言え東京や大阪から流れてくる番組が大半を占め、名古屋の番組だけをやっているテレビ局というのは存在しません。

 そもそも、日本のテレビ局というのはネットワーク化されることを想定していませんでした。当初国からは「各地方で50%以上は独自番組を放送することが望ましい」という指針が出されていました。しかし、魅力あるプロレス、野球、ドラマといったコンテンツは東京で作られるようになり、やがて故・田中角栄氏の登場で新聞とテレビ局が系列化されると一気にテレビ局の単一系列化が進み、国も4系列を全国に拡大することを目標とするようになります。

 こうして、日本のテレビというのは東京や大阪から流れてくるものの隙間に、地元の番組を挿入するという図式が出来上がります。ほとんどの番組のセールス、制作、送出を行う東京のテレビ局を「キー局」、東京ほどではないものの全国に番組を送出する大阪のテレビ局を「準キー局」、その他受け手側の放送局を「地方局」と呼びます。

 ここでも、名古屋のテレビ局は微妙な存在となっています。全国ネット放送される番組のなかで、名古屋発というのも僅かですが存在します。例えば、フジテレビ系列で放送されている午後1時半からの昼ドラや、TBS系列で大阪・名古屋の交代で放送される同時間帯の昼ドラ、日本テレビ系列で放送される深夜のバラエティ番組、テレビ朝日系列で日曜の朝7時に放送されるアニメ、テレビ東京系列で日曜深夜24時に放送されるエンターテイメント情報番組。これらは名古屋発全国ネットの番組です。ということは名古屋も大阪同様「準キー局」なのでしょうか。

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