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名古屋の喫茶店とマンガの関係
(2004-02-14)

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かつては名古屋名物だった喫茶店のあるサービス

 前回に続いて喫茶店のお話です。我が家でも、私が幼い頃から小学生の途中くらいまでは日曜朝は家族揃って喫茶店に行き、モーニングサービスを食べるというパターンがよくありました。その後父が独立してサラリーマンではなくなってしまったため、日曜がお休みとは限らなくなりあまり行かなくなってしまいましたけれども。

 大抵は家の近所の決まった喫茶店に行くことが多く、トーストとゆで玉子とサラダがつくモーニングサービスを食べながらコーヒーを飲んだものでした。朝以外でも、家族で車に乗って遠出したときなどは必ずと言って良いほど帰り道に喫茶店に寄りました。午後立ち寄る喫茶店にはモーニングサービスがありませんから、私はコーヒーではなくウェファスの添えられたバニラアイスを好んで食べていました。缶詰のみかん一切れとチェリーが乗っているだけで妙に高級感を感じたものです。カップアイスを買った方が断然安いので、喫茶店でアイスクリームを頼むと親はあまり良い顔をしませんでした。クリームソーダも同様です。でも子どもの頃は「喫茶店で味わうバニラ」が妙に美味しく感じたのです。

 さて、そんな喫茶店の中で私が当時一番好きだったのが名古屋市名東区のある喫茶店です。記憶が曖昧なのですが、たぶん父親が休日出勤や出かけたついでに会社に寄った時などに私を連れてそこへ行ったのだと思います。初めて行ったのは今から25年前くらいでしょうか。大抵、喫茶店と言うのは窓が大きく取ってあり降り注ぐ日光のなかで明るい雰囲気というのが当たり前だったのですが、そこは窓に深い色のカーテンがしてあり店内は薄暗く、背の高い本棚にマンガがずらっと並べられていました。そう、マンガ喫茶です。今では全国各地に当たり前のようにありますが、ほんの5・6年前までマンガ喫茶は名古屋名物だったのです。

 本当かどうかはわかりませんが、当時名東区にあったその喫茶店は「日本初のマンガ喫茶」を自称していました。今から25年前でしたから本当にそうだったのかも知れません。ある報告にも、「マンガ喫茶の登場は1977〜78(S52〜53)年に自然発生的に生まれた。」とありますので時期的に一致します。さらにその報告によりますと、マンガ喫茶と言うのは、マンガ好きな店主が趣味で持っている本を喫茶店の名物にしようと店内に置いたのがはじまりだそうです。

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