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「我を海に流せ」−流れ観音
(2005-04-12)

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 地下鉄名港線の東海通駅で下車します。ここからは中川運河と堀川にはさまれた、熱田前新田東ノ割を歩きます。ここには名古屋のベイエリアを代表するスポット、ガーデン埠頭があります。東海通からガーデン埠頭へと歩き、その後は金城ふ頭線で中ノ割にある大手町を経由して、西ノ割の南となる稲永、野跡、金城ふ頭へと歩きます。

 地下鉄東海通駅から地上に上がると、かつては競馬新聞を握り締めたオジサンが、バス停にずらっと並んでいる光景を目にすることができました。この東海通駅から土古の名古屋競馬場まで無料バスが走っていたのです。しかし2004(H16)年10月にあおなみ線が開業し、競馬場近くに名古屋競馬場駅が設置され無料バスは廃止になりました。今はもうバスの案内をする係員や、競馬新聞の販売員の姿は無く静かなバス停となりました。バス停の横にあるサークルKの売上が減少してしまったのではないかと心配です。

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▲江川線から東海通を望みます。次第に港の香りがしてきます。

 東海通駅のある東海通交差点は、東海通と江川線が交差しています。江川線はこの先、レジャースポットであるガーデン埠頭に繋がっています。その江川線を少し南に歩くと、左手の1本目の細い路地に稲荷神社があります。ここから南西一帯に広がる熱田前新田は津金文左衛門によって1801(享和元)年に干拓されたもので、文左衛門は各地で農民志望者を募集して、集まった人々を干拓そして耕作に従事させました。中川(現在の中川運河)の東側であるこの周辺を東ノ割、荒子川より西を西ノ割、そして中川と荒子川の間を中ノ割と区分して、それぞれに氏神を祀ったのです。この稲荷社は東ノ割の氏神です。大通りと路地の角にひっそりと佇んでいます。近々この路地が拡張されるとのことで、移転が計画されています。津金文左衛門はこの熱田前新田で大きな出会いをしています。それについてはこの後ご紹介します。

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