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犬山「まちの放送室」まもなく開局−愛北FM
(2006-07-04)

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 先月このコーナーでは、犬山市でコミュニティFM局が開局準備中であるという話題を取り上げました。コミュニティFMとは、1992(H4)年に郵政省(当時)が制度化したもので、市町村単位のFM放送局です。前回の取材では、スタジオはまだ建設中といった状況だったのですが、いよいよスタジオが完成したということで、再び取材に行ってまいりました。今回は、愛知北エフエム放送株式会社「まちの放送室」ゼネラルマネージャーの大薮さんに詳しくお話を伺うことができました。この日もKAZ CommunicationsのA氏やコミュニティFM局でボランティアスタッフの経験があるM氏、長年ミニFMを運営していたY氏らと取材に伺いまして、恵那市・中津川市で放送局開設を目指している「東美濃コミュニティ放送(仮称)設立準備委員会」の岩井さんらも同席となりました。

 既存の放送と戦うつもりは無いと言い切り、これまでのコミュニティ放送とも全く切り口の違う犬山の放送局が目指すものとは。

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 犬山市で今、FMラジオを84.2MHzに合わせると、笛や太鼓の音が聞こえてきます。これは7月7日に開局を予定している「まちの放送室」の試験電波です。通常試験電波と言うと当たり障りの無い音楽をかけることが多いのですが、ここでは犬山祭のお囃子が流されているのです。犬山祭は国指定重要無形民俗文化財のお祭りで、13台の車山が練り歩くものです。お囃子はそれぞれの車山によって違い、お囃子にのせてからくり人形が披露されます。お囃子がそれぞれの町内のアイデンティティであり、それを聞いただけで犬山の人々はワクワクするのだそうです。それを試験電波で流しているところからも、この放送局の方向性を垣間見ることができます。

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<大手に戦いを挑まない>

 この放送局の名前は「まちの放送室」。その名のとおりコンセプトは、学校で給食時間に流れていたお昼の放送をずっと流そうというもの。大薮さんははっきりと言います。

「FMとか放送局とかラジオという概念自体を捨てているんですよ。既存の放送局に勝負を挑んでも勝ち目はありません。」

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