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ワイドFMスタートで交錯する大阪のFM電波...県域VS広域・エリアの違いは何の違い?
(2016-01-12)

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★AMラジオの番組がFMでも聞ける「ワイドFM」の背景にあるエリア問題
★大阪府だけがエリアの既存FM局 VS 近畿2府4県エリアのワイドFM
★V-Lowマルチメディア放送も加わって大阪のFM電波は混沌状態

 AMラジオ局の放送内容がそのままFMラジオでも聞ける「ワイドFM(FM補完中継局)」、東日本大震災においてラジオの重要性が再認識されたものの、増え続ける都市雑音によるAMラジオが聞きづらい問題、災害時のAM送信所の脆弱性などを解決するために、AMラジオ局がFMでも放送をするという仕組み、それがワイドFMです。

 ワイドFM一番乗りは2014(H26)年12月1日、富山の北日本放送と愛媛の南海放送でした。昨年10月1日には名古屋の2局、12月7日には東京の3局も開始し、いよいよ大阪の3局もこの春に開始の予定となっており、1月12日よりフルパワーでの試験電波が発射されています。

 AMラジオがFMでも聞けるようになる。一見、単純に見えますが、その背景には、AMラジオ局とFMラジオ局の「放送エリア格差問題」があります。特に大阪は、この「格差」をどうクリアするのかに注目していました。実際に送信アンテナを見てみますと、格差の調整の痕が見て取れました。大阪のFM電波が発射されている生駒山と飯盛山に行き、実際に見てきました。

写真

ワイドFMのアンテナを見てみます

 大阪のAMラジオ局3社によるワイドFMの電波は、大阪府と奈良県にまたがる生駒山の山頂から発射されます。標高642メートルの生駒山には、かなりの数の送信塔が建っており、テレビ放送を始めざまざまな電波が発射されています。また、山頂には遊園地があるため、遊具と送信タワーが混在した状態です。

 ワイドFMの電波が出るのは2ヶ所から。まず、93.3MHzの朝日放送(ABC)は、自社の送信塔から単独での発射となります。

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