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彼はなぜドルをばら撒いたのか
(2003-12-27)

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クリスマスイブ前日のお金ばら撒き

 2003(H15)年12月23日の夕方、18時45分のNHKニュースを見ていますと、トップでこんなニュースが飛び込んできました。

−何者かが、大量の紙幣を名古屋テレビ塔からばら撒いています。

 NHKのお天気カメラに写しだされたのは、名古屋テレビ塔の展望台からアタッシュケースに入った大量の紙幣を撒く青年。そしてNHKを慌てて飛び出したカメラマンの前には、「お金が、お金が降ってきた!」とお札を握りしめて狂喜する若い女性。一体何が起こったのでしょうか、私は当初愉快犯の仕業だと思っていたのですが、取材に対する青年のコメントを聞いてそうではない何かがあると感じました。この青年はテレビ塔の職員に対し「今月初めに株で大もうけした。クリスマスだし皆さんに還元したかった」。警察での事情聴取に対しては、「株で数千万円もうかったので、100万円ぐらいは惜しくなかった。世間を騒がせて申し訳なかった。」そしてその後の取材に対して「あしぎんフィナンシャルグループ(以下あしぎんFG)株の売買によって今月初めに 7000〜8000万もの大金を儲けた。」とコメントしています。

写真
▲ドルがばら撒かれた名古屋テレビ塔。クリスマス直前...。

お金を撒くこと自体が目的ではない?

 はたして彼は、何が目的だったのでしょうか。

 栃木県地盤の地方銀行である足利銀行が政府から事実上破綻状態に陥ったと判断され、 11月29日(土)に預金保険法第74条第5項の規定による申し出を行い、預金保険機構が足利銀行の株式を取得することが決定し特別危機管理が開始されました。そして同日、足利銀行の一時国有化が決定しました。

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