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まさしく夢の跡−奈良ドリームランド跡地
(2007-04-06)

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 生駒山頂にある生駒山上遊園地「スカイランドいこま」が奈良県唯一の遊園地となってしまったという話を前回しましたが、唯一の存在になってしまったのはわずか半年前のことです。2006(H18)年8月31日までは、奈良県にもうひとつ遊園地があったのです。それは「奈良ドリームランド」。1961(S36)年に開業した我が国におけるテーマパークの草分けともいえる存在で、その3年後の1964(S39)年には横浜にもドリームランドを開園しています。横浜は2002(H14)年に閉園しており、夢の国はふたつとも夢の跡となってしまいました。

 横浜の方は既に解体されて跡すら残っていないとのことですが、奈良の夢の跡はまだ跡のまま現在も残されているというので、奈良市法蓮佐保山にある奈良ドリームランドの跡地へと行ってみました。

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 わずか半年前まで営業していたとは思えないほど荒廃しており、生気を全く感じません。廃墟というものは廃墟になってどれほどの時間が経過したかは重要な要素ではなく、廃墟になることが決まった瞬間から廃墟となることがよくわかりました。

 入場ゲートからは鉄道の駅らしきものが見え、イメージキャラクターである兵隊が今も「ようこそドリームランドへ」と出迎えてくれているように見えますが、それはお出迎えではありません。

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 ドリームランドは日本ドリーム観光によって作られた遊園地で、和製ディズニーランドといわれるほどに、ロサンゼルスのディズニーランドを髣髴とさせるものだったそうです。日本ドリーム観光は1993(H5)年、ダイエーの傘下に入り、株式会社ドリームパークとなります。

 ダイエーは経営難に陥ると、株式会社ドリームパークを売却。歴史ある遊園地は歴史とは裏腹に古さが目立つようになり客足は遠のく一方。木製コースター「ASKA」といったアトラクションを導入するも、株式会社ドリームパークはその後、2006(H18)年8月末を持って奈良ドリームランドを閉園させました。

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