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ケーブルカーに踏切?複線!?−生駒ケーブル宝山寺線
(2007-04-01)

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 ケーブルカーといったらどんなものを思い浮かべますか?山の急斜面をケーブルに引っ張られながら登ったり降りたりするもので、観光のイメージが強い方が多いのではないでしょうか。

 名古屋周辺では三重県伊勢市に三重交通鋼索線がありましたが、バスに転換し、1962(S37)年に廃止になっています。また、1928(S3)年には岐阜市の金華山に金華登山鉄道として計画されたことがありましたが実現しませんでした。金華山にはのちの1955(S30)年にぎふ金華山ロープウェーが開通しています。というわけで、名古屋の人間にとってはケーブルカーは馴染みが薄く、遠方に旅行に行った際に乗る乗り物という印象が強いものです。私がこれまでに乗ったことのあるケーブルカーは富山県の立山黒部貫光による立山ケーブルカーで、まさに観光用でした。

 しかし、そんなケーブルカーでありながら生活路線として使われており、しかも自動車が通れる踏切があり、さらには複線化されているものがあると聞き、ケーブルカーに馴染みの無い私としては「それは一体どんなものだろう?」と興味が湧き、さっそく奈良県生駒市に友人と行ってきました。

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 大阪府と奈良県の府県境にある標高642メートルの生駒山。その奈良県側に広がる生駒市。大阪や奈良のベッドタウンとなっているこの街の中心にある近鉄生駒駅にやってきました。けいはんな線、奈良線、生駒線のターミナル駅となっており、近鉄百貨店もあり駅前は賑やかで活気があります。しかし場所はまさに生駒山の山裾。山のふもとのこんなギリギリのところにこれほど大きな街があるという風景は名古屋ではあまり見かけませんので、とても不思議な感じがします。強いて言えば岐阜市の金華山が似ていますが、金華山は標高も生駒山の半分程度ですし、それに決定的な違いがあります。それは斜面です。生駒山は山裾のギリギリどころか、山の斜面にまで住宅がびっしりと立ち並んでいるのです。

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