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浦島太郎に学ぶ男の生き方
(2007-03-25)

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 浦島太郎の物語の主題を探るべく、浦島太郎が玉手箱を開けた場所とされている、長野県上松町の寝覚の床へとやってきました。そもそも、浦島太郎という物語はあるひとつの決まったストーリーが伝承されているわけではなく、日本書紀や万葉集そして御伽草子などに記述があり、物語は微妙に異なっています。

・浦島太郎は魚釣りをしていて亀をつったけれども逃がしてやった
・乙姫さまは実は助けた亀だった
・玉手箱の煙を浴びた浦島太郎は鶴になって飛んでいった

 御伽草子ではそのような話になっていますが、私たちは、絵本などで知られている浦島太郎のストーリーに則って浦島太郎の物語の主題を探ってみることにします。

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 前回は浦島堂を望む木曽川のほとりまでやってきたところまでお話をしました。ではいよいよ、岩場を渡り、浦島堂へと足を進めます。平日ということもあってか、寝覚の床一帯に人影は見当たりません。何かあっても助けは無いということを頭に入れ慎重に、なるべく平坦な岩を見つけて歩を進めていきます。

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 絵本などで描かれている浦島太郎は、子どもたちがいじめている亀を助けます。浦島太郎は漁師で、両親と暮らしている20代前半独身の青年といったところでしょうか。すると亀は、「助けていただいたお礼をしたいので、竜宮城へとご招待します。」といって、背中に浦島太郎を乗せて海中へともぐっていきます。海底の竜宮城には美しい乙姫さまがいて、豪華な食事が振舞われ、タイやヒラメの舞い踊りまで見ることができ、浦島太郎は大変楽しい時間を過ごすこととなります。

 ここまでのお話であれば、不条理にいじめられているものを助ければ、良いことがあるという話ということで、素直に納得ができます。腑に落ちないのはこの後です。

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