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可愛いキャラが残酷さを際立たせる−カチカチ山
(2006-09-23)

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 今回は名古屋を離れ、山梨県にあるカチカチ山へと行ってきました。「かちかちやま」といえば、薪を背負ったタヌキにウサギが火をつけるシーンが印象的な昔話ですが、その舞台となったと言われているのがカチカチ山こと天上山です。天上山は富士五湖のひとつである河口湖のほとりにあり、「かちかちやま」のお話では最後、泥の船に乗せられたタヌキは沈んで溺死してしまうのですが、その現場がこの河口湖であったと言われています。カチカチ山には、その昔話をモチーフとした可愛らしいキャラクターが置かれているのですが、その可愛らしさとは裏腹に、「かちかちやま」の物語自体は非道で残酷。もし実写で映画化されたら、目をそむけたくなるシーンがあるだけではなく、涙なくしては見られないことでしょう。幼い頃聞いたはずなのに、忘れかけていた「かちかちやま」のお話の舞台を散策してみます。

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 カチカチ山にはロープウェイが架けられており、河口湖畔駅と富士見台駅の間、高低差219メートル、全長460メートルをわずか3分で結んでいます。湖のほとりにある河口湖畔駅の前には、木の船に乗っているウサギと、泥の船に乗せられ、その船が融けはじめてあたふたしている様子のキャラクターが置かれています。カチカチ山にはたくさんこういったキャラクターが置かれているのですが、物語の進む順番に置かれているのではなく、その舞台となった場所にそれぞれ設置してあるようで、ここでは湖畔でのラストシーンが表現されています。では、駅へと足を進めましょう。

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 河口湖畔駅には、昔話「かちかちやま」のストーリーと、その「かちかちやま」を題材として小説を書いた太宰治についての説明があります。その説明版を見ながら簡単にストーリーを振り返ってみます。

1「つかまったタヌキ」

 畑を荒らすタヌキをおじいさんは捕まえました。

2「おばあさんをころすタヌキ」

 おじいさんは、おばあさんにたぬき汁を作るように頼んで畑へと戻ります。するとたぬきはおばあさんをだまして殺し、おばあさんを調理して「ばばあ汁」を作ります。

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