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光と影が永遠を描く−藤城清治さんの世界
(2008-09-20)

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 今回は山陰紀行をちょっとお休みして、旅先で立ち寄った美術館で偶然、懐かしい世界と出会うことができましたので、レポートします。光と影が織り成す影絵で描かれたメルヘン、幼い頃に夢見た世界に再び出会えただけでなく、永遠に続くかのような効果に魅了されました。

 夕日を見にいったはずの島根県立美術館。夕日は見られなかったですが、まさかここで幼少の頃に母が買ってきた本に見た異世界、学生時代あこがれた東京での夕暮れの風景などを思い出すことになるとは。

 今はもう終了していますが、島根県立美術館と、そこでで開催された藤城清治さんの展覧会をご紹介します。

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さすが縁結びの国

 島根県立美術館を訪れたのは、実は美術作品を見るためではありませんでした。日本で7番目の広さを誇る宍道湖、シジミが獲れることでも知られていますが、何より有名なのは夕日の美しさです。その夕日が最も美しく見られるスポットが国道9号の袖師公園とその横にある島根県立美術館なのです。しかし...。

 私たちが訪れた日は、日中はすごくいい天気だったにもかかわらず、時刻が夕方に近づくにつれ、車が美術館に近づくにつれ、次第に雲が空を覆い始めました。

写真

 島根県立美術館は、ロビーや芝生広場は入場無料となっていて、ロビーは宍道湖側がガラス張りに、そしてそのガラスの向こう側にある芝生広場には彫刻作品が並べられ、まるで夕焼けが芸術作品のひとつであるかのような構成となっています。

 その彫刻作品のなかのひとつ「宍道湖うさぎ」には、さすが島根らしい噂があります。宍道湖うさぎは、走り抜けるうさぎを表現した12羽からなる作品です。その、前から2羽目のうさぎにシジミの貝殻を供えて、西を向きながら撫でると縁結びにご利益があるのだとか。

 信仰とかではないので、どこまで信憑性があるかはわかりませんが、たぶんそうやったことで結ばれた人がいるのでしょうね。いかに島根に、縁結びをお願いにやってきている人が多いかということを示している気もします。

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