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カナダに30年・夢追い人−バンクーバー国際空港
(2004-05-14)

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イラストフォト

エアカナダ機内

 ドリンクサービスが近づいてきました。前方を見ているとやはり皆さんビールやワインを頼んでいます。果たしてジュースにお金がかかるのか、小心者の私はドキドキしていました。そして乗務員さんがいよいよ私に話し掛けます。

「How about a drink?」

 私はどれが無料なのか聞きたいのですが言葉がでてきません。

「Which? Free?」

 乗務員さんは首を傾げています。ああーどうしよう。すると隣りに座っていたおじさんが驚いた顔でこちらを見てこう言いました。

「どれも無料ですよ。」

 私はカーっと顔が赤くなり。

「え?さっきビールとワイン以外は有料って言ってましたよね?だからジュースは...。」

と言うと。

「それは洋酒、ウイスキーですよ。ジュースなんてビールやワインよりも安いじゃないですか。ひょっとして飛行機は初めてですか?」

 私はさらに顔を赤くしながらコーラをもらったのでした。しかし、それがきっかけでおじさんと話をするようになりました。おじさんはアサイさんという方で、バンクーバーで飛行機を乗り継いでエドモントンという街へ行くとのこと。なんとカナダに住んで30年という現地在住の方でした。今回は岐阜に法事でやってきた帰りだそうです。私は興味津々で話を聞きます。

 アサイさんは大学を出て単身カナダに移住。当時は永住権も比較的簡単に取ることができたそうです。最初は不動産関係の仕事に就き、レストランの担当をされていたそうです。それがきっかけでレストラン事業を立ち上げ、その後様々な苦労を経て、現在はなんとカナダに4つの会社を持つ社長さんとのこと。アメリカンドリームならぬカナディアンドリームです。

 今度は私の事情を聞かれます。海外に住む相方を追いかけてやってきたことを話します。遠い将来には海外に住みたいという気持ちはありましたが、英語の語学力も無く、本気かどうかもわからない気持ちでそういうことはなかなか言い出せず、当面の目標である好きなことで身を立てたいという話をしました。

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