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ぼくのわたしのチンチン電車−阪堺電車阪堺線
(2008-07-08)

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 前回に続いて、大阪・阪堺チンチン電車紀行の2回目です。

 前回は天王寺から伸びる上町線に乗り、大都会から下町の風景に一変する風情を楽しみました。続く今回は、阪堺電車のメイン路線である全長14.1キロの「阪堺線」に乗ってみます。その名のとおり大阪市と堺市を結んでいるのですが、ずっと南海電鉄と並行しています。そしてやはり、路面電車になったり専用軌道になったりを繰り返します。

 沿線には下町風情あふれる景色が続きますが、それは終点近くになると、趣を大きく変えます。そう、日本屈指の労働者街となっているあの街を通るのです。

 それでは、阪堺線の南端にあたる堺市西区の浜寺駅前駅から出発です。

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レトロの競演

 阪堺電車の浜寺駅前駅は、南海本線浜寺公園駅の近くにあります。駅前駅と言うだけあって、徒歩で乗り換えが可能です。今回、チンチン電車に懐かしさを求めてやってきたわけですが、南海も負けてはいません。

 南海本線の浜寺公園駅の駅舎は昭和どころではありません。1907(M40)年に建てられたもので、日本銀行本店や中央停車場(現在の東京駅)を設計したことで知られる辰野金吾氏が設計しており、登録有形文化財となっています。

 洋風でモダンな南海・浜寺公園駅と、木造でトタンな阪堺・浜寺駅前駅。見事なレトロの競演です。

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南海と阪堺の微妙な関係

 この阪堺線は、南端の浜寺駅前駅で南海本線と接続されているだけではなく、住吉鳥居前駅で南海の住吉大社駅と、北端のひとつ手前の南霞町駅で南海の新今宮駅と接続されていて、南海電鉄と並行するように走っています。公共交通の充実ぶりに思わず目を見張ってしまうのですが、さらには、この阪堺電車(阪堺電気軌道)自体が、以前は南海の路線だったというのですから驚きです。

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