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ハズレだったけど頑張った−向ヶ丘遊園モノレール
(2007-12-14)

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 首都圏のテーマパークの草分け的存在であった、横浜ドリームランドは、高層ホテルを兼ね備え、当時最新鋭のモノレールで遊園地と駅を結ぶという、斬新なアイデアを実行するも、そのモノレールはわずか1年半で運行休止に追い込まれ、その残骸は人を運ぶことなく40年放置され、ひっそりと街から姿を消した...というお話を前回書きましたが、そのドリームランドモノレールとほぼ同時期に開業した、もうひとつの遊園地モノレールがありました。それはお隣川崎市の向ヶ丘遊園モノレール。

 川崎市多摩区の向ヶ丘遊園に行ってみます。ただ、もちろん...と言いますか、横浜ドリームランド同様、向ヶ丘遊園も既にその姿はありません。

写真

 向ヶ丘遊園の歴史はドリームランドよりも古く、1927(S2)年に開業しています。開園時は豆汽車、戦後は豆電車が隣接の稲田登戸駅(現・向ヶ丘遊園駅)と遊園地を結んでいましたが、ドリームランドモノレールの開業と全く同じ1966(S41)年、その豆電車の代わりに「向ヶ丘遊園モノレール」が開業しました。距離は1.1キロメートルでした。

 こちらは開業からずっと欠陥もなく、運行が休止されることはなく、21世紀を迎えようとしていました。しかし...です。

 2000(H12)年2月、老朽化により運行継続が難しくなり休止に。そしてそのまま翌年に廃止となり、さらにその翌年の2002(H14)年4月には向ヶ丘遊園自体が閉園と、モノレールの老朽化による不具合発覚から、あっという間に全てが姿を消し去りました。

写真

 かつて向ヶ丘遊園があった場所に到着すると、数年前の横浜ドリームランドの跡地のように、ボウリング場だけが営業を続けていました。このボウリング場のすぐ手前に、モノレール「向ヶ丘遊園正門駅」がありました。現在も遊園地の正門の一部が残されており、小田急電鉄の現場管理事務所となっています。

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