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世界一のバラ園はかつての晴れ舞台
(2000-10-06)

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 可児市にある花フェスタ記念公園。なんか変わった名前の公園だなぁと思われる方もいらっしゃることでしょう。この公園は1995(H7)年に、わずか 40日間だけ開催された「国際花と緑の博覧会5周年記念 花の都ぎふ花フェスタ'95」という、いわゆる地方博の跡地に整備された公園です。花フェスタ'95は、1990(H2)年に大阪で開かれた花の万博から5周年を記念して開かれたもので、地方博と言ってもその名のとおり花のイベントでしたから、後に公園となったのは自然なことです。

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 花フェスタ記念公園の目玉はなんと言ってもバラ。見所は「日本一のバラ園(当時)」です。(2005(H17)年には世界一のバラ園に整備され、「花フェスタ2005」というイベントがこれまた開催されました。)でも訪れたのが秋だったので、ちょうど園内はコスモスが見ごろ、満開となっていました。

 花フェスタ'95は、岐阜県が花の生産量日本一ということで岐阜県が企画したイベントものなのですが、当時の岐阜県には、それぞれの市町村に特色を持たせるというイベント立県構想があり、この花フェスタ'95の会場となった可児市は「花の街」というイメージの植え付け戦略が取られました。花フェスタの開催と同時に、市内各地の交差点などには花壇が設置され、道路の案内看板にもそれぞれ花のイラストが施されるなど、可児は花というイメージの定着を図りました。

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 可児市の周辺には、陶器の多治見市、宿場町の美濃加茂市、刃物の関市、航空自衛隊の各務原市、産廃問題の御嵩町と、それぞれ特色のある自治体がずらりと揃っているのですが、可児市は市制施行が1982(S57)年と新しい街で、鉄道利便性の良さから名古屋のベッドタウンとして著しく発展しており、ベッドタウン以外にこれといった街の特色を見出せなかったことから「花の可児」というイメージを作ろうとしたのではないでしょうか。

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