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飛行機に乗ってスガキヤに食べに行ってみた!台湾の壽賀喜屋

記事公開日:2013年6月15日

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★東京からは消えたけど海の向こうにはある
★スガキヤ小丸子ラーメンって何だ?
★昔のスガキヤのようであらゆる要素が懐かしい!

 名古屋で人気のラーメンチェーン店といえば、誰もが幼い頃から親しんできた、「何か」と、とんこつが融合している「スガキヤラーメン」ですよね。スガキヤにはインスタントラーメン製造部門と外食部門があり、今はそれぞれ「寿がきや食品」「スガキコシステムズ」と別会社になっています。

 インスタントラーメンは全国各地で販売されている一方で、名古屋っ子が子どもの頃から親しんでいる外食店舗は、首都圏への進出に何度もチャレンジしてきたにもかかわらず、今では関東には1店舗もなく、中部・関西エリアのローカルチェーンに留まっています。

 しかしそんな、スガキヤが、海の向こうにあると聞き、行ってきました飛行機で!

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台湾に23店舗もある!

 中部空港セントレアから台湾の桃園国際空港へは3時間ちょっと。将来的には空港から直接MRT(地下鉄)で台北へ出られるようになる予定ですが、現在はバスで1時間弱にて、台北駅へとまず向かいます。

 実はスガキヤは台湾に23店舗もあり、北は台北市から南は屏東県(へいとうけん)まで、なんと台湾全土をカバーしています。日本ではわずかな地域での出店に留まっている一方で、台湾では全国進出を果たしているのです。台湾の人の口に合うということでしょうか。

 ですので、空港のある桃園県にもスガキヤはあるのですが、とりあえず台北駅に来てしまったので、台北のお店に行ってみます。台北には2店舗。そのうち台北駅から一番近いお店へは、MRT淡水線で民権西路駅へ、そして新荘線に乗り換えて大橋頭駅へ。そこから歩きます。

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 この大橋頭駅、2010(H22)年11月に開業した新しい路線、新しい駅で...深いです。ホームから地上に出るのにかなり時間がかかりました。このあたりは繁華街というわけでもないのか、平日昼間ということもあってか、人影はまばら。地上に出ても人通りは少なかったです。どこか日本の高度経済成長の時代のような、初めて来たのに懐かしい街並みを南へ8分ほど歩くと、見慣れたキャラクターの看板が。

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スーちゃん!だけど...

 見慣れたキャラクターとは、スガキヤのスーちゃん!あれ?でも、タッチが微妙に違うような。

 そんなちょっと目の中の星が多い気がするスーちゃんの看板には「日本拉麺連鎖店・寿賀喜屋・寿がきや」の文字。間違いありません。スガキヤです。その看板を掲げているのは、家樂福(カルフール)重北店。やっぱり、スガキヤはショッピングセンターの中にあってこそのスガキヤですね。日本でも関西では結構カルフールのなかにスガキヤはあったそうです。ただ、カルフールが日本からは撤退してしまったので、カルフールにスガキヤ、今となってはちょっと違和感がありますね。

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フードコートではありませんでした

 スガキヤは、カルフール重北店の1階に単独で店舗を構えていて、フードコートではありませんでした。そしてこちらのスーちゃんは日本と同じタッチ。安心です。注文スタイルも日本とまったく同じで、まず、レジで注文することになるわけですが...。

 ここで何を食べるか、です。もちろん、普通にラーメンを注文してもいいのですが、きっとそれだと絵的に台湾まで来た意味がないといいますか、せっかくなので台湾オリジナルメニューを...と見ると、ラインナップが違うんです。

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名古屋の店の台湾の店なのに...無い

 特製ラーメンや肉ラーメン、玉子入ラーメンはおなじみですが、醤油ラーメンに味噌ラーメンなんてのも。味噌ラーメンにはなぜかカニカマが。さらには辛い麻辣ラーメンも。

 ただひとつ。当たり前のことですが、名古屋の寿がきや食品の看板メニューでもある「台湾ラーメン」が台湾のスガキヤにありません。台湾ラーメンという名前なのに、それを扱っている名古屋の会社が台湾に進出してもラインナップされない。やはり台湾ラーメンは、名古屋の台湾ラーメンであり、それ以上の存在にはならないということですね。ということは、あの台湾ラーメンって、台湾の人の口に合うわけでは...ない?

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 台湾の言葉は全くわからないのですが、メニュー表には「来自名古屋本家製麺」とあり、その安心さも売りになっていました。イチオシは田園ラーメン。ああ、これは温野菜ラーメンのことですかね。

 そしてエビフライが豪華に3本も刺さっているエビフライラーメン。これは名古屋でもイケるんじゃないの?むしろ名古屋らしい。でも本家の名古屋には無いよね。さらに、揚げられたチキンカツが1枚まるごと入った「大阪城ラーメン」。大阪になっちゃったよ。なぜ大阪城がカツなのかはわかりません。一見奇抜だけど、味は想像できるよね。

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注文したはいいけれど

 そんななかで、私が注文したのは、それが何なのかすらわからなかった「小丸子ラーメン」。レジにいって、アルバイトのお兄さんに注文です。注文は、メニュー表を指さしすればいいので難なくクリアしたのですが、手渡されたものに困惑です。

 名古屋のスガキヤでは、注文するとベルが手渡され、それを持って待っていると、ラーメンの完成を音と光と振動でベルが伝えてくれるわけですが、手渡されたのは「1」と書いてあるだけのプラスチックの棒。

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 そういえば...。子どもの頃のスガキヤはそうだった。色は違うけど、白地に番号の書かれたプラスチックの棒だった。懐かしい...。

 いや、懐かしいのはいいのですけど「1番でお待ちの方~」って台湾の言葉で言われてもわからんぞこれ...と冷や汗。しかし、時間帯が微妙だったのか、見たところ私の先に待っているお客さんはおらず、後にもお客さんは入ってこなかったので、何とかなりました。

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ラーメンフォークが古い!懐かしい!

 店内を見渡しますと、日本のスガキヤとは違って、黒のイメージでまとめてあり高級感があります。さらに和傘など日本を感じさせる写真が展示してあり、日本のラーメンであることがアピールされています。これ...台湾の方はスガキヤが日本全国でメジャーなお店だと思ってしまうのではないかと、余計な心配をしてしまいました。

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 何と呼ばれたのかわかりませんが、とにかく呼ばれた感じがしたので「小丸子ラーメン」を受け取ります。

 待っている間に調べてみると、小丸子とは魚のすり身。それがいくつかと、カニカマも入っています。卵は日本よりもちょっと固めでした。

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 見ると...ラーメンフォークが古い!これは小さい頃のスガキヤスタイル。懐かしい!そしてスープをひとくち。微妙にぬるい!これも小さい頃のスガキヤスタイル。いやほんと、懐かしいですね。

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 他にも台湾のスガキヤには、ラーメン以外の日本らしいメニューがありまして、「べんとう」とひらがなで書かれた焼肉弁当に、こちらもひらがな「おかず」ラインナップは、揚げ出し豆腐、佃煮に厚切りチキンカツ、そしてエビフライ。なかで気になったのは餃子。わざわざ「日本式餃子」となっています。そっか。普段私たちが食べているのは、日本食としての餃子なんですね。

 一緒に注文したドリンクは、烏梅汁。これは皮を剥いた青梅を燻製にしてジュースにしたもので、体に良いということでしたが、あ、甘い。ラーメンとは合わない...。けど、台湾のスガキヤにはこの烏梅汁とレモンティーしか飲み物がありません。あ、そういえば。スガキヤといえば甘味処として始まった店なのに、台湾のスガキヤには甘味メニューが一切無いんですね。

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台湾でもお値打ちで親しまれているのか?

 名古屋でスガキヤといえば、子どもがお小遣いでも食べられることが、小さい頃から名古屋っ子に親しまれている理由のひとつですよね。さて、台湾のスガキヤのお値段です。いただきました小丸子ラーメンが95台湾元、烏梅汁が20元ですから、あわせて約350円。まあ日本のスガキヤと同じような価格だな...と思ったら。

 店先に、アルバイトおよび幹部候補社員募集のお知らせが。アルバイトの時給は...109元。約330円です。どうでしょう、名古屋だったら愛知県の最低賃金がありますから、最低でも758円。場所によっては800円、900円とかですよね。

 時給が330円のお店での、ラーメンとドリンクで350円。台湾におけるスガキヤラーメンは、名古屋の位置づけとは違いますねこれは。

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 実際、台湾の方にとってスガキヤラーメンは、日本でいうところの800円とか900円の感覚...となれば、高級感あっても当然ですよね。そう気軽には食べられませんね...。そんなことを思うと、スーちゃんのこともスーさんと呼びなくなってしまいます。

 ちなみに台湾のスガキヤは、陸賀流通事業(股)有限公司という現地の会社が経営しており、日本のスガキヤが直接台湾に進出しているわけではありません。なので、若干テイストの違うスーちゃんとかがいたのでしょうね。

 懐かしい昔のスガキヤのテイストもありつつ、本場の名古屋ではあまり感じられない高級感もあるという、アンバランスなスガキヤ。本場名古屋では味わえないムードを楽しめますよ!

 ではさらに、スガキヤとつながりのある?あった?台湾らしいカフェに行ってみましょう。

関連情報

壽賀喜屋日本拉麺連鎖店(現地語)

壽賀喜屋カルフール重北店(台北・大同区)MAP

Carrefour Chong Qing Store

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