オイシイもの食べたよ! オイシイレポート

亀山みそ焼きうどんプラスふわトロ!

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★亀山は、みそ焼きうどんの街になりました
★歴史街道・関宿ではその、みそ焼きうどんが...
★名古屋っ子にはさらにたまらないスタイルで登場!

 ここ最近、街を挙げてひとつの名物メニューを打ち出すことで、地域が活性化しているケースをよく耳にします。昨年レポートしました「豊橋カレーうどん」はまさに成功例で、全国区メディアにも紹介され、その独特なこだわりのカレーうどんスタイルに加えて、各店のアレンジが組み合わされたことで、ドーンと大きくひとつの名物としてカレーうどんを打ち出しながらも、その味の多様性はどこまでも広がりを見せ、今や豊橋は、カレーうどんの街というイメージを確固たるものとしています。

 近隣では、豊川のいなり寿司、高浜のとりめしなど、いろいろと地域を挙げたメニューが登場していますが、そのなかで、どうしても名古屋っ子として気になって気になって仕方無かったのが、三重県亀山市の「亀山みそ焼きうどん」です。

 しかも、その亀山みそ焼きうどんのなかでも、名古屋っ子がさらに歓喜するスタイルで提供しているお店があると聞き、旧関町の東海道関宿へと急行しました。

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関の山の関宿です

 やってきました、東海道五十三次の47番目の宿場「関宿」です。2005(H17)年1月に旧関町が亀山市と合併し、現在は亀山市の関宿となっています。観光駐車場に車を停めて、まず目に入ってくるのは山車庫です。そう、あの「関の山」という言葉の語源となっている山車(やま)です。

 関の曳山は、最盛期の江戸時代の元禄年間(1688-1703)にはなんと16基もの山車があり、お祭りの際には、横幕、見送り幕、提灯などが豪華に飾り付けられ、笛太鼓で祭囃子を奏でながら、この宿場町を巡行されたのです。

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 その様子はとても美しく、多くの人が見物に詰めかけ、その中を山車が家々の軒先をかすめながら曳かれていく様子は、もう「この上はなく、精一杯である」という状態であったことから、「関の山車(せきのやま)」という言葉が生まれたと伝えられているのです。

 残されているのは山車だけではありません。宿場町の風情もしっかり残されていて、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

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江戸時代の街並み・江戸時代のスイーツ?

 銀行の支店なども街並みに溶け込んでおり、「ATMコーナー」という文字は似合わないことからか、「現金自動取扱所」と刻まれています。また、郵便局前のポストも調和を保つため、日本最古のポストを模して作られたものとなっています。

 しかし、昔ながらのものはそれだけにとどまりませんでした。なんと、江戸時代のスイーツがなんと当時の製法のまま作られ、今も販売されているというではありませんか!おっと、みそ焼きうどんでしたね。それはまた、食後にいただくことにしましょう。

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いよいよ亀山みそ焼きうどん!

 さて、亀山みそ焼きうどんです。そもそも、なぜ亀山がみそ焼きうどんなのかと言いますと、三重テレビの視聴者には「来てね、来てよね~」というフレーズのCMで昔から有名な「亀八食堂」というお店が旧国道沿いにありまして、これまたCMのフレーズである「特製みそだれでお肉をジュウジュウ」したあとに、そこへうどんの麺を入れて、みそ焼きうどんにしたことに由来しています。

 亀八食堂のみそだれは、名古屋っ子にとっても絶品で、ウチの父親は亀八食堂に立ち寄るといつも、持ち帰り用のみそだれを買ってきてくれます。

 そのみそ焼きうどんを、亀山全体の名物にしてしまおう!と、さらにそれぞれのお店が個性を加えて、今では市内27店舗で提供されています。

「♪キャベツたっぷり~秘伝の味噌よ♪」という亀山みそ焼きうどんをイメージした歌や、「かめみちゃん」という亀山みそ焼きうどんのイメージキャラクターまで作られた力の入れ様は、豊橋カレーうどん以上かもしれません。

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関宿の和洋レストラン山石へ

 今回訪れましたのは、関宿のど真ん中にある「和洋レストラン山石」です。このお店の亀山みそ焼きうどんは、ただでさえ、名古屋っ子は「みそ」で大喜びなのに、さらに、名古屋の喫茶店スタイルである「鉄板」で提供されるというのです。

 それはまさに、名古屋の喫茶店定番メニューである、鉄板で提供される「イタリアンスパ」のよう。ちなみに、そのイタリアンスパゲティもこのお店には存在します。だからこそ、生まれたスタイルなのでしょうね。

 注文を済ませて店内を見渡しますと、和傘やポスターなど懐かしい感じのものが並ぶ一方で、大型の液晶テレビが。しかもそのテレビの前には「平成22年世界の亀山モデル製造」の手書き張り紙が。さすが亀山。ここでブラビアとかレグザはあり得ないわけです。

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鉄板アツアツ・卵トロトロ!みそ焼きうどん!

 待つこと十数分。運ばれてきました~。鉄板には卵が敷かれ、それが半熟状態のところに、赤味噌風味たっぷりの焼きうどん!かつおぶしが踊ります。

 鉄板の上でアツアツな、みそ味のうどんをその半熟の卵にからめて、かつおぶしとともに口のなかへ...。!。もうね。どう考えてもベストマッチなわけですよ。あまからとろとろまろやか...。

 ご飯と味噌汁、小鉢とお漬物がついて「名物亀山関宿・鉄板みそ焼きうどん定食」980円。これは大満足です。少食な方のためには、鉄板みそ焼きうどんの単品もありますので、大丈夫です。

 名古屋っ子にはこれはたまりませんわ~。

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370年前のスイーツでさらにまろやか

 亀山「鉄板」みそ焼きうどんで満足したあとは、そうそう、先ほど触れました、江戸時代のスイーツをいただくことにしましょう。「銘菓 関の戸」です。

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 関の戸は、江戸時代・寛永年間(1624~1643)から作られているお菓子で、なんとその製法は当時と変わっていないとのこと。白い求肥皮に赤小豆のこしあんが包まれ、そこに阿波の和三盆が贅沢にまぶされています。その姿は、鈴鹿山麓に降り注ぐ雪をイメージしたものだそうです。

 口に含むと、上品な甘さが広がると同時に、スーっととろけちゃいます。渋いお茶との相性は抜群。そしてその味わいとともに、江戸時代にこの関宿を訪れた旅人たちも、全く同じ味を楽しんだかと思うと、その感慨もまたたまりません。

 とろける卵とみそ焼きうどんの融合と、口のなかで溶けちゃう江戸時代のスイーツを味わいに、関宿、いいですよ~。期待以上でした!

和洋レストラン山石(三重・亀山市)


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