イベントレポート

上棟式で餅撒き!餅投げ!さすが愛知だからか餅だけでなく駄菓子も飛んできた

記事公開日:2017年5月10日

★上棟式の神事としてはどこでも行われるものですが…
★地域の人に告知をして餅投げをするのは地域性も?
★愛知県一宮市に開業するクリニックの餅撒きに参加してきました

 餅投げ、餅撒きと聞きますと、今では神社でのお祭りだったりイベントでの締めくくりだったりというイメージがありますが、かつては個人宅でも上棟式の際に行われ、地域の人々がお餅目当てに集まるという風景を名古屋周辺でもよく見かけました。

 今回、ご縁がありまして愛知県一宮市に5月に開業する「かとうファミリークリニック」の餅投げに参加してお話を伺うことができました。上棟式での餅撒きに参加するのは実は初めてでした。

餅投げ 餅撒きの由来とは

 上棟式で餅が投げられるのは、「散餅銭の儀」という災厄を払う儀式がスケールアップしたものだそうです。その散餅銭の儀は、お餅や穴の開いた小銭をまく神事であったわけですが、近所の人を集めて広く大々的にお餅を撒くことで、福を周囲の人にもわけようというのが餅まきです。

 かつては名古屋圏でもよく見られたようですが、「餅撒きに行ってきました」と言うと、多くの年長者の方から「最近は見かけないねえ」という声を聞きました。どうも、昭和50年代の建売住宅全盛となるまでは、地域にかかわらずよく見られたようです。

広告周知という意味合いもあるわけですね

 今回は個人の住宅ではなく、クリニックの上棟式です。あらかじめ折り込みチラシやSNSで餅なげを告知されたそうで、開始前に多くの人が集まっていました。

 まずはクリニックの院長先生からの挨拶です。どのようなクリニックを開業するのかというお話。こうやって餅投げをすることで、地域の人々にその開業を知らせる場ともなるわけですね。

 思えば、特に、派手に広告を打つことができない業種の場合は、有効的な手段となりますね。

まずは大きなお餅が飛んできました

 いよいよ餅撒きが始まりました。まず飛んできたのは「四方餅」。東西南北の神様に向けて投げられるもので、ドーンと大きな音を立てて砂煙を巻き上げて着地。

 もちろん、しっかりと包装されているようでしたのでお餅自体は大丈夫でしょうけれども、その大きさ重さと着地の衝撃・迫力に皆さん驚きつつも、さっそく争奪戦…となるや否や、どんどん紅白の丸いお餅が飛んできます。

紅白の丸いお餅が個包装で

 撒かれたお餅は、紅白の丸餅。「祝」の文字も入っています。祝いごとでもありますし、敵・味方があるわけでもないということで紅白のお餅。角が立たない、すべてが丸く収まるといった意味合いから「丸餅」となっているそうです。

 この日、撒かれたお餅は米にして3俵。俵数は奇数で無いといけないそうで、1俵では少ないかも…と心配されて3俵になったとのこと。3俵つまりは180キロ!どおりで撒いても撒いても全然終わらない。

餅撒きの本場は浜松・遠州?

 この、飛んできたお餅を手にとってびっくり。ふわふわと言ってもいいくらいに柔らかいんですね。そもそも。こういう餅投げ用のお餅はどこで手配するのだろう?と製造者を見てみますと、静岡県浜松市の創業150余年「かくじゅう」の文字。

 かくじゅうのサイトには、まず「投げ餅」の大きな表示。

「上棟式・お祭り・イベント用の投げ餅を買うならココ!」
「投げもちの販売累計実績480万個突破」
「専門のプロ集団の卓越した商品力と技術で皆さんに喜んで頂ける投げモチ」

 投げ餅専門店かのようです。建売住宅が主流になってからはあまり上棟式での餅投げ、餅撒きはしなくなった地域が多いとのことですが、静岡県の遠州地域、浜松市では今でも餅投げをやるのが「当たり前」で、あちこちで見かけるほどだそうです。だから、専門のお餅やさんがあるわけですね。

 確かに、いざ愛知で餅投げをしようと思ったときに、どこに注文したらいいか…わからないですものね。街の和菓子屋さんがこういった大量のお餅を個包装で対応してくれるのかどうかという不安はあります。

 しかもこの「かくじゅう」のこだわりは、国産もち米、増粘剤・防腐剤不使用、発送当日についたお餅ということで、どおりで、その日の朝につかれたお餅だったんですね。柔らかいわけです。

駄菓子も飛んできました

 さすが3俵。撒かれても撒かれても終わる気配の無い餅投げ、するとその合間に駄菓子も飛んできました。

 駄菓子と言えば名古屋市西区の明道町。名古屋では結婚式でも駄菓子が屋根から撒かれますし、撒くと言えば駄菓子は外せません。

 ところが、お餅の重さに比べて駄菓子はやはり重量が軽いために手前のほうにしか飛ばないんですよね。お餅スタンバイの位置と、駄菓子スタンバイの位置がだんだんとわかれる面白さも。

このお餅は焼いてはいけないんですって

 餅撒きにあたって注意事項が。まずは、このお餅には防腐剤が入っていないので、その日のうちに食べるか、その日のうちに冷凍保存を徹底して欲しいとのこと。

 さすがその日の朝につかれた餅ですね。冷凍しておいて後日、解凍していただいたのですが、柔らかいんです。

 これは上棟式の餅投げに共通して、ですが。やはり上棟式、建築にまつわっていただくお餅ですから、焼いて食べてはいけません。縁起が悪いですからね。当日そのまま柔らかくいただくか、レンジであたためて安倍川餅に、そしてやっぱり名古屋っ子なら小豆と一緒にぜんざいですね。

たくさんいただいてしまいました

 やっぱり3俵の餅投げはすごいですね。本当にたくさんの人がいてお餅の争奪戦となったのですが、それでもそれでもたくさんゲットできました。写真を撮影しながらでも、大満足。

 また棟上内祝としてお酒や、「CITY FASHION」というキャッチフレーズの一宮地元のいちご大福や赤飯まんじゅうもいただけました。

 まさに一大イベント。地域の方々への周知として大成功ですね。自分も何かお店を出すことがあったらやってみたいですね…いや、店を出すことは無いか。じゃあ家なら…でも、自宅の建設では周知・広告の要素は必要ないものなあ。

 ちなみに、今回餅投げが行われた一宮市のかとうファミリークリニック、診療科目は内科・循環器内科・小児科で、5月15日(月)開院予定です。その前日の14日(日)10時から15時までは内覧会を開催し、お子様が楽しめる企画も用意されているとのことです。

 さて、冒頭に「ご縁がありまして」と書きましたが、どのような縁かといいますと、実は院長先生が放送クラスタなんです。

 クリニック前の植込みの花はみよし市の「三貴フラワーセンター!」で買い揃えられたそうです。なぜ一宮のクリニックなのに、わざわざみよし?と思われるかもしれませんが、この地方のラジオクラスタの人ならもうおなじみですよね。東海ラジオ・CBCラジオを聴いていれば、花をどこで買おう?と思ったときに、三貴フラワーセンターが思い浮かぶのもわかります。

 鉄道や街あるきも好きな先生ですので、ちょっと調子が悪くなった時には、雑談がてらお気軽にご受診されてはいかがでしょうか。

取材協力

かとうファミリークリニック

関連情報

かとうファミリークリニック(愛知・一宮市)

かとうファミリークリニック 愛知県一宮市

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