イベントレポート

長良川鉄道 富加駅探訪&駅前夏祭りはトミカとコラボ・レトロでイマドキ...ラジオも生放送

記事公開日:2016年8月27日

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★町のキャラクター「とみぱん」が提案するちょうどよい暮らし
★富加町とトミカがコラボ・ミニカーイベントも
★中濃の広域コミュニティFMラジオ局が祭りのもようを二元生放送

 岐阜県の中濃地区では、平成の大合併がほとんど実施されていないため、今も多くの町村があります。そのなかにある、美濃加茂市と関市に挟まれた人口5千人ほどの「加茂郡富加町」。郡内のほかの町村とは隣接していません。

 美濃加茂市の「美濃太田」から関市の「関」を通って郡上市白鳥町の「北濃」へと至る長良川鉄道越美南線が町の端を通っていて、町境ぎりぎりのところにあるのが富加駅がです。

 その駅前で、今年で32回目となる夏祭りがあるということで行ってきました。「鉄道で行く富加...ってことは、トミカって言うよりもプラレールじゃない?」と思ったら、実際にコラボしてるのねトミカと富加。

濃尾平野の北端でちょうどいい暮らし

 長良川鉄道に乗って、美濃太田駅からわずか9分で富加駅に到着です。国鉄加茂野駅だった頃からの名残であろう木造駅舎にはレトロ感が漂いますが、そんな駅舎に張ってあるステッカーはとってもイマドキ。

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 富加町のキャラクター「とみぱん」の耳からはWi-Fiの電波が。なんと昭和...いや大正時代を思い起こさせるような駅なのにフリーWi-Fiが。富加町では富加駅をはじめ町内6ヶ所にWi-Fiを完備、さらには独自観光アプリを開発。観光スポットへの道案内のほか、観光スポットでは「とみぱん」と記念撮影も。

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 旅情を感じ、レトロ感を味わいさせつつも、不便ではないどころか時代の流れに乗っているところに、町の規模から感じるフットワークの良さを感じます。

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 奈良正倉院に保管されていた、現存する日本最古の戸籍「半布里(はにゅうり)戸籍」ゆかりの町である富加町のキャッチフレーズは「とみかに住もう JUSTomika Life」。5千人という町の規模、町政の目の行き届く広さ、それでいて近隣には産業も多く仕事があり、濃尾平野の北端にあたり水と緑が豊富でありつつも平坦という町の特長をアピールしています。

 そんな町の魅力をラジオを通して発信する番組が月に1度放送されています。「JUSTomikaLife(ジャストミカライフ)」です。シキナユキコさんがパーソナリティを務めているこの番組は、岐阜中濃地区のコミュニティFMラジオ放送局「FMらら(76.8MHz)」で毎月第4木曜午後6時から、電波では地元に、アプリでは全世界に向けて富加町の町政、文化、生活など地域に根付いた情報を送り出しており、町の魅力を広域にアピールすることで移住の促進の意味もあるようです。

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駅前夏祭りにも「とみぱん」登場でトミカ

 8月27日、富加駅前で開催されたのが「第32回トミカ駅前夏祭り」。午後5時から10時まで5時間にわたって繰り広げられました。冒頭、町のキャラクター「とみぱん」が登場です。ちょっといつもよりシワシワな感じがありましたが、この日は午前中に雨が降ったこともあり、涼しくて良かったのですが湿度が高かったのでその影響でしょう。

 富加町特産の古代米で作ったおまんじゅうがモチーフで、背中のマントには半布里戸籍、古代の髪型をしているプニプニのパンダです。シワシワじゃなくてプニプニです。

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 富加町長の挨拶によってお祭りは開幕。今年からこの祭りは富加町商工会の青年部・壮年部による主催となっていまして、スタッフの方は皆さん同じピンクのTシャツを着ているのですが...そこには「トミカ」のロゴ。

 そうです。あのミニカー「トミカ」のロゴなのです。なんと、富加町は読みが「とみか」ということでタカラトミーとコラボ。今年はこの祭り会場にトミカ200台が用意され子どもたちが楽しめるようになっていました。

 だから、駅前でもプラレールじゃないんです、ここはトミカなのです。

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 もともとは富田村と加治田村が合併しての合成地名の「富加」なのですけどね。62年も経てば、完全にアイデンティティとして富加です。

押すな押すなの盛り上がり

 午後5時にお祭りが開幕すると次第に人が増え始めます。夜店に子ども向けイベント、お楽しみ抽選会に半布里(はぶり)太鼓演奏、盆踊り、キッズダンスにベリーダンスとと5時間にわたって様々なイベントが続いたのですが...。

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 最高潮のお楽しみ抽選会は駅前が人で埋め尽くされました。実際に。正直、こんなにも人で溢れかえるとは思っていませんでしたので衝撃でした。長年地元に愛され続けているお祭りなのですね。もちろん、商品目当てというのもありますが、それも祭りの醍醐味です。

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ステージとバックステージを2元放送

 今年は初めて、「トミカ駅前夏祭り」をラジオがそのまま公開生放送。富加駅前の特設ラジオブースとステージを繋ぎ、中継車で地元コミュニティFMラジオ局「FMらら」の本社へと送りそのもようを電波では岐阜中濃地区に、インターネットでは全世界に配信しました。

 これまでもFMららは、地元のお祭りを生中継したことがありましたが、特設ラジオブースを設けてその様子を伝えるという形でした。ところが今回は初の試み、ステージのもようをそのまま伝えつつ、特設ブースからはバックステージをレポート、より臨場感のあふれるスタイルです。

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 祭りのステージの様子をそのまま乗っけつつの二元放送は、進行や段取りひとつ間違えるとすぐに放送事故になるため、ディレクターとミキサー、そしてMC陣の腕の問われる形でしたが、技術陣はFMららとCTKケーブルテレビ可児、トイ・ファームが連携、そしてMC陣は岐阜で活躍されているフリーアナウンサーで講師もされている小椋明子さんと、こちらも「今小町発ナイスデイ」でもおなじみでした岐阜放送の元アナウンサーで今はフリーで活躍されている辻実枝さんのおふたりで、見事に3時間の放送は事故も無く行なわれました。

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 情緒あふれる、どこか懐かしさも感じられる富加町、大正時代からの木造駅舎が残る駅の前での夏祭り。Wi-Fi完備で独自アプリもありながらも駅はレトロ。伝統の太鼓演奏や盆踊りもありつつ、キャラクターやご当地いヒーローも押し出されていて、よさこいも。さらにはトミカとコラボで、そしてそのもようをラジオでアプリで全世界に向けて生放送。

 古いのか新しいのか、レトロなのかイマドキなのか。きっとそれも、富加の「ちょうど良さ・JUSTomikaLife」なのでしょうね。

関連情報

富加駅(岐阜・富加町)MAP

富加駅

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