イベントレポート

知多半島初!プロジェクションマッピング~まちVISION★ひかり輝け~レポート

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★大府商工会議所青年部がプロジェクションマッピング&ステージイベントを開催
★あいち健康プラザの特徴的な建物にどう投影される?
★エンターテインメントでありながらそれだけじゃない!

 ここ最近、テレビコマーシャルなどでもそれをイメージした作品が出てきていたりしますが、建物をはじめ、時には噴水や自然の造形物などに映像を投影する技術「プロジェクションマッピング」が話題ですよね。東京駅の駅舎への投影は全国的にも知られりました。

 そんなプロジェクションマッピングが、愛知県の知多半島で初めて投影されるイベントがあるとのことで、見に行ってきました。地方でありながら、常設ではなくイベントとして単発での上映というのも興味深いことですし、果たして、どんな作品に仕上がっていたのか、じっくりとその裏側も見させていただきましたので、詳細レポートです!

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ウェルネスバレーフェスタ&プロジェクションマッピング

 3月15日の日曜日。大府市のあいち健康の森公園では、朝から「ウェルネスバレーフェスタ」、夕方からが「~まちVISION★ひかり輝け プロジェクションマッピング~」と、2本立てでイベントが開催されました。

 ウェルネスバレーフェスタでは、健康都市大府を代表する、安心して食べられる様々な健康逸品のブースが並び、多くの人が訪れていました。その他にも、花をテーマにしたワークショップや、スポーツ体験コーナー、減塩味噌汁試飲会など、楽しみながら健康づくりを意識づけられる内容となっており、また、あいち健康の森は大芝生広場やウォーキングコースなどがあり、運動をしている人もたくさん。

 そんな健康的な方々の様子を見て、我ながら運動不足すぎるな...と実感、反省の日曜日となったのでありました。

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プロジェクションマッピングの準備が進みます

 プロジェクションマッピングのステージイベントは、ウェルネスバレーフェスタ夜の部として午後4時から、プロジェクションマッピング自体は午後6時半からとのことでしたが、当然、準備は早い時間から行われており、前日には試験投影も行い、万全の体制で当日を迎えたとのことです。

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 投影される建物は、あいち健康プラザ。では、どこからその映像を投影するのかといいますと、池の上に架かるフォレストブリッジを挟んで、交流センターの建物2階からです。距離にして約250メートルです。 

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 特別に、投影する交流センターの2階に設置された装置を拝見させていただいたのですが、プロジェクターとしては巨大なものが3台、縦に積まれていました。一見、さすがに迫力あるなあ...と思ったのですが、これで、その、250メートルも離れた場所に、鮮明に映像が映し出されるのだろうか?という気もしないではありませんでした。

 実際は、果たして。

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タイムシグナルとともにイベントスタート

 午後4時を前に、まずは主催者からの挨拶です。今回のプロジェクションマッピングは、大府商工会議所青年部の主催となっていまして、会長からの挨拶がありました。上映は午後6時半、7時、7時半からの3回。それぞれに特別観覧場所のイス席と立席が設けられていましたが、基本的には観覧は無料です。地域のために、地域の人に楽しんでもらうために、そのためのプロジェクションマッピングなのです。

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 司会は、この地方のテレビやラジオをはじめ、地元のコミュニティFMでも番組を担当されている、タレントの大島由美子さん。時刻は午後4時。往年のラジオステーションかのようなタイムシグナルとともにステージイベントがスタートです。ステージの前には多くの人、人、人です。

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ダンス教室TRILLのステージからスタート

 まずは、地元大府のダンススタジオTRILL(トゥリル)のメンバーによるダンスの披露です。トゥリルは、動きがとてもかわいらしい小さなお子さんから、大人までしっかり楽しめるヒップホップクラスまでを展開しているスタジオでして、今回も年少さんから参加でありながら、本格的なヒップホップダンスの披露となりました。小さい頃から、こういった多くの人の前に立つステージでの披露の場を経験できるというのは、素晴らしいことですよね。地域とともにあるいい形を見せていただきました。

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ダンスサークルParty Kid'sのダンス

 続いて、午後4時25分からは、ダンスサークル「Party Kid's」のステージです。こちらも、年少から小学4年生までのメンバーが、ステージだけでなく、ステージ前も広く使ってダイナミックにダンスを披露。

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 小さい頃から、運動するというだけでなく、ダンスを取り入れることでリズム感も身につきますものね。将来絶対に、何らかの形でこの経験というのは人生のなかで大きく効いてくるでしょうね。

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ゆるキャラともりあがろう!○×クイズはなかなか難解!

 午後5時、再びタイムシグナルを迎えますと、今度は「ゆるキャラともりあがろう!青年部○×クイズのコーナーです。ゆるキャラもやはり地域密着。まずは、大府市健康づくりマスコットキャラクターの「おぶちゃん」です。

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 あれ?おぶちゃんって、口元が「ニコッ」とUの字だった記憶があるのですが、今回、ちょっと表情が違いました。もしかして、そのときの感情によって、口元は変わるのでしょうかね。○×クイズの問題で、「おぶちゃんの花はハナモモである」という問題がありましたが、正解は×です。大府市の花、クチナシでした。ハナモモは色が違いますしね、でも、子どもたちには難しいかも。そうなんです、この○×クイズ、子ども対象だったのですが、かなり、難解でした。

 ○担当のおぶちゃんに対して、×の担当は「共和の金ちゃん」です。そう、大府市の共和地区といえば、金メダルゆかりの街ですものね。共和の金メダルといえば、柔道?レスリング?迷うところですが...金ちゃんはレスリングの格好ですね!もちろん胸には金メダル。

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 そしてもう一人。大府のゆるキャラといって、忘れてはならない「いもメン」です。大府市特産の「木の山芋」がモデルなのですが、なんとも形容しがたい、顔には大きく「芋」の文字が書かれ、木の山芋ですから、繊維が...飛び出しています...。

 ネット上では、いもメンは半裸が正装とのことでしたが、今回はキッズダンスに子どもたちへの○×クイズということで、正装ではなく、白いツナギバージョンで、控えめの登場となりました。一部の農家からは公認されているキャラとのことですが、公認しているのが「一部の農家」というところがまた微妙でいいですね。

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 ○はおぶちゃん、×は共和の金ちゃん、芋めんは、そんな○×クイズを、会場の端で佇んでずっと見守っていました...。

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大府が生んだシンガーソングライターいづみさん登場

 子どもたちの賑やかな○×クイズが終わると、午後5時25分からは、大府が生んだシンガーソングライターいづみさんのライブがスタートです。

 いづみさんは、小学生の頃からギターを手にし、なんと、中学生の時点で大府駅でのストリートライブを行うという行動派。その後は単身で上京。その経験を活かした上で、地元を拠点に活動したいと、この大府に戻ってきて活躍を続けられています。

 歌い上げる「ハッピーライフ」にはじまり、ユーモアたっぷりの描写ソング「服屋」、そして「ジンベエザメ」などを披露され、じっくりと聴かせながらも、時には笑いも誘う楽しい時間となりました。

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いよいよプロジェクションマッピングすごい人波

 いづみさんのライブが終わりますと、いよいよプロジェクションマッピングです。投影開始時間を前に、期待の高まりを感じさせるかなりの人が押し寄せていまして、今か今かと開場を待っている状態でしたが、そこは、先ほどのゆるキャラたちも先導で活躍。混乱もなく、特別観覧場所への誘導が進み、午後6時半、投影開始です。

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 あいち健康プラザの建物は、逆のUの字型をした特徴的な建物で、長方形といった普通のビルではありません。実は私、これまでプロジェクションマッピングというものを見たことがなかったので、一体、どのような形で映像が投影されるのか、非常に興味がありました。

 冒頭、プロローグはそんな期待を高める効果音とともに、少しずつ光が建物に投影されていきます。そしていよいよ。その光は建物を覆うのです。

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まさに建物の形にぴったりマッピング

 スタートです。最初は、あれ?目の錯覚?と思わせるかのような。建物の形にぴったりマッピングされていた光が、ふらふらと揺れ始めます。揺れているのは投影されている映像だけのはずなのに、まるで、建物自体が揺れているかのような。これこそが、プロジェクションマッピングの醍醐味ですね。

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 続いて物語へ。前半は「OBU THEATER」と銘打たれ、この大府市がどのようにして成り立ち、今日までの発展を築いてきたのか。

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 そしてこの、あいち健康プラザを中心とした健康ゾーンの創設により、健康都市として今、どういった立ち位置にあるのかを、懐かしい写真から、現代の写真まで、様々な大府の表情を映像で表現していきます。

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 後半は、未来の大府市への旅立ちです。それまでの実写映像から一変し、CG(コンピューターグラフィックス)を使用した、非現実の世界へ。都会でありながらも、緑豊かな健康都市・大府の魅力を凝縮したような、そういった映像が続きます。

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 さらには、もちろんプロジェクションマッピングですから、動きが立体的なのですよね。ただ、CG映像を見せるだけでなく、建物が動いているような、見ていて吸い込まれるような、加えて、音楽も幻想的で、まさに、闇に浮かぶ未来の大府。そんなイメージでした。

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 今年は8月1日と2日に開催される「大府夏まつり」もバッチリPR。提灯をイメージした光が、あいち健康プラザの建物に吸い付くようにフィットしていました。

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 プロジェクションマッピングというのは、ただ、スクリーンに映像を投影するのとは違い、その建物自体にピッタリとフィットして、なおかつ、その建物すらを動かしてしまうかのようなダイナミックさがあるということが、しっかり体感できました。

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 ですから、当然のことながら、映像の全てがオリジナルのオーダーメイドなわけなのですよね。そのオーダーメイドというのは、内容はもちろんですけれども、その建物に投影するのは、そのとき限りなわけですから、建物に合わせた映像になっているわけで、それを、常設でなく、イベントでやってしまうというのは、相当なことですし、この映像を制作に至るまでの苦労は、大変だったのではないかと感じました。

 また、音楽も完全オリジナルとのことで、大府をイメージしての作品。地元でこういった取り組みがあって、地元をイメージした最新の映像作品に話題の映像技術で触れられるというのは、うらやましいことですね。

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 しかも、観覧無料ですからね。地域の人のために、純粋に作られているわけでして、今後も大府では、こういった地域密着型のエンターテインメント性あるイベントが多く展開されていくのではないでしょうか。

 ぜひ次回は、「いもメン」の半裸正装バージョンもマッピングで!いや、プロジェクションじゃなくて実際にマッピングしちゃうとか?

取材協力

あいち健康の森公園(愛知・大府市)

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