イベントレポート

13年ぶりに名古屋で開催・第75回全日本フィギュア2006最終日女子フリーを見てきました

記事公開日:2006年12月30日 更新日:

写真

 第75回全日本フィギュアスケート選手権大会が13年ぶりに名古屋で開かれ、その最終日に見に行ってきました。昨今のフィギュアスケート人気に加え、この大会は来年の世界選手権大会と四大陸選手権大会の最終選考会も兼ねていて、大変注目されている大会でした。名古屋はフィギュアスケートが盛んな地域で、この大会にも地元出身者が11名も出場しているのですが、この大会が名古屋で開かれるのは13年ぶり2回目。名古屋では滅多に生で見ることはできない大会です。

レインボーホールアイスアリーナへ

 私は大のフィギュアスケートファンというわけではなく、それほど知識も深くないのですが、いつもドラゴンズ戦に連れていってくれる、私の株の師匠であるももたろう先生がこの大会のチケットを取ってくれたため、ありがたく観戦することができました。私とは対照的に、大のフィギュアスケートファンである相方から「なんであなたが見に行くの、チケットよこしなさい」と言われつつ...笠寺の名古屋市総合体育館レインボーアイスアリーナへ。

(場内は撮影禁止でしたので写真はありません)

素人目に見いても鳥肌モノ

 最終日の午後は女子のフリープログラム。前日のショートプログラムでトップは71.14ポイントの浅田真央選手、続いて2位が69.50で安藤美姫選手、そして3位が63.34で中野友加里選手でした。浅田真央選手は合計200ポイント越えを目指すと宣言。これまで女子が200ポイントを越えたことはありません。

 結果は私のような素人目に見てもすごかった浅田真央選手が合計211.76ポイントと、200ポイントを大きく越えて優勝。トリプルアクセルも成功して、演技の途中から場内は異様な盛り上がりでした。演技が終わるや否や大歓声。見ていて私も鳥肌が立つほどでした。すごかった...。そして2位は185.65で安藤美姫選手、3位は179.72で中野友加里選手という、1位から3位まで愛知県出身者が独占する結果となり、フィギュアスケートといえば名古屋という印象をさらに強くしました。そしてこの3人が、来年の世界選手権代表に選ばれました。

写真

ナカモアピール

 場内ではパンフレットや記念切手、フィギュアスケートグッズを売るブースに並んで、なぜか「ナカモ」のブースが。必死に「つけてみそかけてみそ」を販売していました。名古屋土産にどうぞとのことですが...。まあ、それだけ名古屋以外からもたくさんの人がこの大会を見に訪れているということでしょう。

 その他にも、演技終了後に選手に向かってリンクに投げ入れる用の、花やぬいぐるみも売られていました。投げ入れる際には、リンク内で散らばらないようにラッピングをしなければならないのですが、そのラッピングはセルフサービスとなっていました。クマやカバのぬいぐるみは自分用に欲しくなってしまうほど可愛かったのですが、さすがにそれは...おかしいですよね。

 なぜプレゼントにぬいぐるみなのかはよくわかりませんが、たぶん投げ入れてもリンクに影響しないものということで、ぬいぐるみが重宝されているのでしょう。安藤美姫選手はそうやってファンからもらったぬいぐるみを施設に寄付するなどしています。

写真

効いた?アセロラドリンク

 会場に入る際、全員に大会スポンサーであるニチレイからアセロラドリンクが配られたのですが、このせいとは一概には言えませんが、大変な結果を招いていました。アセロラは場合によっては利尿作用を増強する作用があり、さらにはフィギュアスケートの大会会場ですから、場内は冷え切っています。しかも観客は圧倒的に女性の割合が多く、休憩時間になると女性トイレはそれはそれは大変なことになっていました。せめてドリンクではなく、アセロラゼリーとか配ったほうが良かったんじゃないですかね...。

 トリプルアクセルに連続ジャンプ。生で見るとその音までもがしっかりと伝わってきて、本当に大迫力でした。何事もテレビで見るのと、生で見るのとでは全然違いますね。こういった大会が、もっと名古屋で開かれるようになるといいですね。フィギュアの名古屋ですから。

 2007年世界フィギュアスケート選手権大会は、来年3月19日から東京で開催されます。

関連情報

名古屋市総合体育館(名古屋・南区)MAP

名古屋市総合体育館

スポンサーリンク


-イベントレポート

Copyright© TOPPY.NET トッピーネット , 2024 AllRights Reserved.