そりゃぁドラゴンズだがね

さすがにすんなりとは...気迫だね-中日×巨人 10.10.22

記事公開日:2010年10月23日 更新日:

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★クライマックス・セ ファイナルステージ第3戦
★今日勝てば!いや...引き分けでもいい...
★やったー!あ、やられたー!

 今年のクライマックスシリーズ、パリーグは3位のロッテが西武を下し、さらに、ソフトバンクにも勝利して、史上初の3位からの日本シリーズへの進出を果たしました。一方のセリーグは、ファーストステージで同じく3位の巨人が2位阪神に2連勝。その勢いでナゴヤドームへと乗り込んできました。

 しかし、ホームに強いドラゴンズ。そんな巨人の勢いを封じ、初戦、第2戦と連勝し、リーグ優勝チームに与えられるアドバンテージ1勝を加えて3勝。あと1つ勝つか引き分ければ日本シリーズ進出決定という、ファイナルステージ第3戦を見に行ってきました。

 引き分けでもいいんだ...あ...。

立ち上がりは良かったのですが...

 この日は、名古屋で開かれていた「COP10」のために来日していた、国連環境計画スポークスパーソンのニック・ナタルさんの始球式で試合は始まりました。

 中日の先発は山井投手、そして対する巨人の先発は朝井投手です。山井投手は1回から3回まで全て三者凡退で抑え、立ち上がりのよさから、「これは今日決まるんじゃないかな?」と思ったのですが...。

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先制はジャイアンツでした

 4回表、脇谷選手のヒットから、小笠原選手へのフォアボールなどで2アウト1・3塁となったところで、阿部選手。ヒヤヒヤの展開でしたが、ここは山井投手がセカンドゴロに抑えます。

 しかしです。その次の5回表、巨人は2アウト1・2塁としたところで、先ほどヒットを放った脇谷選手がレフト方向に2塁打。巨人が先制します。

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 さらに、6回表にもラミレス選手がヒットで出塁した後、高橋由伸選手が左中間に放ったツーベースヒットで2点目。ホーム上でクロスプレーとなり、谷繁選手が猛抗議。落合監督も登場したのですが、ひっくり返ることはありませんでした。

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 一方のドラゴンズは、3回から6回まで、朝井投手を前に三者凡退。6回裏に代打で登場したブーちゃんこと中田亮二選手の当たりは良かったのですが、結果レフトフライ。つらい状況が続きます。

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反撃キター!も束の間

 その後、ドラゴンズは三瀬投手、河原投手で7・8回をきっちり抑え、その裏のことでした。この回登板した越智投手から、8番に代打で入った大島選手のヒットに続き、野本選手が右中間にツーランホームラン!

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 これで同点です。それまで盛り上がるところもなく、静かだったナゴヤドームは一気にヒートアップです。同点でもいい、このまま12回まで...なんて、消極的なことを考えたりもしましたが...。

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まさか、やられた...

 同点という場面でありながら、9回表には守護神・岩瀬投手が登場。まだ、ナゴヤドームはさきほどの野本選手のホームランの余韻が冷めないなか、なんと、先頭の阿部選手がライト方向にパコーンとソロホームラン。

 一気に空気は冷めてしまいました。

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 結局、その裏は山口投手から、和田選手がヒットを打ったものの、森野選手、ブランコ選手は三振、最後の最後で登場した代打・井端選手もセカンドゴロに打ち取られゲームセット。

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 これでもまだ、3勝1敗、ドラゴンズはあと1つ勝てばいいわけですから、断然状況はいいはずなんですけど、途中で「これは今日、決まるかもしれないね」という雰囲気を、一瞬にして打ち砕かれたあの、阿部選手のホームランには、ジャイアンツの意地を見たような気がしました。

 明日こそは!

協力

ももたろうさん

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